サービスオーダ見積雑費 (tssoc2140m000)

セッションの目的: サービスオーダの見積雑費を作成、表示、およびメンテナンスします。

サービスオーダまたはサービスオーダ活動は、状況がフリーまたは計画済の場合、見積雑費ラインをマニュアルで追加できます。

サービスオーダに参照活動が追加されるたびに、その参照活動の雑費所要量 (資源所要量 (tsacm2120m000) セッションでリストされる) が、このセッションに追加されます。

注意

このセッションは、サービスオーダ (tssoc2100m100) セッションの付随セッションとしても表示できます。このセッションを表示するには、サービスユーザプロファイル (tsmdm1150m000) セッションのサービスオーダグループボックスで見積雑費チェックボックスがオンになっている必要があります。

このセッションは、サービスオーダ活動 (tssoc2110m100) セッションの付随セッションとしても表示できます。このセッションを表示するには、サービスユーザプロファイル (tsmdm1150m000) セッションのサービスオーダ活動グループボックスで見積雑費チェックボックスがオンになっている必要があります。

注意
  • このセッションの原価ラインがサービスオーダ実際雑費 (tssoc2141m000) セッションにコピーされます。
  • オーダ状況が発行済の場合、このセッションではラインの追加やメンテナンスができませんが、サービスオーダ実際雑費 (tssoc2141m000) セッションを使用すればサービスオーダの雑費ラインの追加やメンテナンスができます。

 

サービスオーダ
原価リストを表示するサービスオーダ
サービスオーダ
外部顧客用にサービスオーダを作成する場合、このフィールドに販売先取引先の名前が表示されます。

内部取引先用にサービスオーダを作成する場合、このフィールドにはサービスオーダを実行するサービス部署の記述が表示されます。

サービスオーダ
サービスオーダの現在の状況
ライン番号
このセッションでサービスオーダ用にリストされた原価ラインを他の原価ラインと区別するために用いられる番号
活動ライン番号
サービスオーダ活動の原価を指定した場合は、その活動のライン番号をこのフィールドで指定してください。
活動ライン番号
活動の名前または記述
原価タイプ
原価ラインの分類

原価タイプは次のいずれかです。

工具このオプションは、サービスオーダの原価タイプが 「工具」 の場合に使用されます。
外注このオプションは、サービスオーダの原価タイプが 「外注」 の場合に使用されます。
ヘルプデスクこのオプションは、サービスオーダの原価タイプが 「ヘルプデスク」 の場合に使用されます。
その他このオプションは、サービスオーダの原価タイプが上記分類のどれにも類別できない場合に使用されます。

 

記述
原価ラインの記述
注意

原価タイプフィールドで雑費を選択する場合は、記述を入力します。

品目
原価またはサービスとして指定された品目。品目を選択すると、記述フィールドが無効になります。

管理費、ホテルの滞在費、電話代などの雑費原価は、原価品目またはサービス品目としてメンテナンスされます。原価を登録するには、矢印を使用して品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションから品目を選択します。

重要

雑費原価を表すために、品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションで、タイプがサービスまたは原価の品目を定義できます。

工具シリアル番号
必要な工具のシリアル番号。この工具に対する原価ラインがリストされます。
注意

原価タイプ工具の場合、このフィールドがメンテナンス可能になります。それ以外の場合、このフィールドが無効になります。

工具シリアル番号
工具の名前または記述
原価構成要素
頻度
原価ラインのエンティティの必要頻度

サービスオーダに対して一括 SRP を実行すると、サービスオーダのロケーションへの 1 回あたりの来訪に対する交通費ラインが計算されます。サービスエンジニアがサービスオーダを完了するために 2 回移動する必要がある場合、このフィールドに 「2」 を入力すると、サービスオーダ用に生成された交通費が 2 倍になります。

数量
原価ラインのエンティティの所要量このフィールドのデフォルト値は 「1」 です。この値は変更できます。
単位
数量を表すために用いられる単位

デフォルト

原価タイプ工具の場合、工具の単位コードです。

交通費明細タイプ
原価ラインの原価タイプが移動の場合、移動距離移動時間または移動合計のどれを原価計算の対象とするかが、このフィールドに表示されます。

サービスオーダに対して一括サービス資源計画の実行 (tssoc2260m000) セッションを実行すると、交通費ラインが作成されます。サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000) セッションで、移動距離移動時間または移動合計のどれに関する交通費ラインを作成するかを指定します。

注意
  • 一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションの交通費計算方法なしの場合、サービスオーダに一括 SRP を実行しても、交通費ラインは作成されません。
  • 原価ラインの原価タイプが移動でない場合、このフィールドには適用なしが表示されます。
原価
原価ラインのエンティティ 1 単位に対する見積原価原価のデフォルト値は、品目 - 原価計算 (ticpr0107m000) セッションから取得されます。

デフォルト

  • 原価タイプが工具の場合、工具セッションでリストされる品目原価です。
  • その他の原価タイプについては、デフォルトが提供されていません。
原価 (通貨)
原価を表す通貨

デフォルト

会社の自国通貨

販売価格
原価ラインのエンティティの 1 単位の販売価格。販売価格は、一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションの販売価格検索方法フィールドで選択した値に基づいて取得されます。

デフォルト

  • 原価タイプが工具の場合、工具セッションでリストされる品目販売価格が、デフォルトで使用されます。
  • その他の原価タイプについては、デフォルトが提供されていません。
販売 (通貨)
販売価格を表す通貨

デフォルト

サービスオーダの通貨

価格発生元
販売価格の発生元

指定可能な値

価格発生元

契約無視
このチェックボックスがオンの場合、見積雑費原価ラインに有効な固定価格契約が存在し、かつその契約がリンク解除されるか、または価格がマニュアルで上書きされることを示します。
注意

これは表示フィールドです。

このフィールドが表示されるのは、契約管理パラメータ (tsctm0100m000) セッションのサービス契約の価格の使用チェックボックスがオンの場合のみです。

 

原価ライン価格の再計算
サービス契約に定義された原価ラインのデフォルト販売価格を取得します。

販売価格をマニュアルで修正できない場合、このオプションは無効になります。