サービスオーダ見積材料費 (tssoc2120m000)

セッションの目的: サービスオーダの見積材料費を表示およびメンテナンスします。

状況がフリーまたは計画済のサービスオーダまたはサービスオーダ活動には、見積材料費をマニュアルで追加することができます。

サービスオーダに参照活動が追加されるたびに、資源所要量 (tsacm2120m000) セッションにリストされた資材所要量がサービスオーダ見積材料費セッションに追加されます。

注意

このセッションは、サービスオーダ (tssoc2100m100) セッションの付随セッションとしても表示できます。このセッションを表示するには、サービスユーザプロファイル (tsmdm1150m000) セッションのサービスオーダグループボックスで見積材料費チェックボックスがオンになっている必要があります。

このセッションは、サービスオーダ活動 (tssoc2110m100) セッションの付随セッションとしても表示できます。このセッションを表示するには、サービスユーザプロファイル (tsmdm1150m000) セッションのサービスオーダ活動グループボックスで見積材料費チェックボックスがオンになっている必要があります。

注意
  • このセッションの原価ラインがサービスオーダ実際材料費 (tssoc2121m000) セッションにコピーされます。
  • オーダ状況が発行済の場合、このセッションではラインの追加やメンテナンスはできません。ただし、サービスオーダ実際材料費 (tssoc2121m000) セッションを使用すればサービスオーダの材料費ラインの追加やメンテナンスができます。

 

サービスオーダ
見積材料費のリストを表示するサービスオーダの番号
記述
外部顧客用にサービスオーダを作成する場合、このフィールドに販売先取引先の名前が表示されます。

内部取引先用にサービスオーダを作成する場合、このフィールドにはサービスオーダを実行するサービス部署の記述が表示されます。

サービスオーダ状況
サービスオーダの現在の状況
ライン番号
サービスオーダ用にリストされる材料費ラインを他の材料費ラインと区別する番号
活動番号
品目を必要とするサービスオーダ活動の番号
品目
サービスオーダに必要な品目のコード
シリアル番号
サービスオーダに必要な品目のシリアル番号
輸送オーダの生成
このチェックボックスがオンの場合、「購買」 で輸送オーダを生成するための情報が 「購買」 に送信されます。このオプションが使用できるのは、納入タイプが 「発注先直送」 および 「発注先直接返品」 の場合だけです。
注意

このチェックボックスがオフの場合、輸送オーダを生成せずに、品物が直送されます。

経路
発生オーダに入力された経路。デフォルト値は輸送オーダヘッダから取得されます。
経路
コードの記述またはコード名経路
運送業者/LSP
現在の輸送オーダラインの商品を輸送する運送業者。このフィールドの値は、輸送オーダヘッダから取得されます。

積荷構築エンジンにより、低価格の、またはよりよい計画範囲を提供する運送業者が検出された場合、このフィールドに入力した運送業者は却下されます。

このフィールドに運送業者を入力しない場合、積荷構築エンジンにより運送業者が選択されます。

このフィールドに入力された運送業者を積荷構築エンジンで却下しない場合は、運送業者指定チェックボックスをオンにします。

関連トピック

  • 輸送オーダを作成するには
  • 積荷構築処理
  • 輸送管理を使用して直送するには
  • 複数サイト環境における輸送管理
運送業者/LSP
コードの記述またはコード名運送業者
運送業者指定
このチェックボックスがオンの場合、このフィールドで選択した運送業者が積荷構築エンジンにより上書きされることはありません。原則として、積荷構築エンジンにより、低価格、またはより好ましい計画範囲を提供する別の運送業者が検出された場合は、このフィールドで選択した運送会社が積荷構築エンジンにより上書きされます。特定のオーダラインに運送業者を指定し、積荷構築エンジンで運送業者を変更しないようにするには、運送業者指定チェックボックスをオンにします。輸送オーダラインがクラスタ化された場合、運送業者フィールドの運送業者は、クラスタ化処理中に上書きされません。ただし、必要に応じて、クラスタ化処理の実行後に運送業者をマニュアルで変更できます。クラスタ化に輸送オーダラインが使用できるのは、その輸送オーダラインの荷積計画チェックボックスがオフになっている場合です。

運送業者/LSP フィールドで運送業者が選択されていない場合、このフィールドは使用できません。

関連トピック

  • 輸送サービスレベルの使用
輸送サービスレベル
輸送サービスレベルにより、オーダラインにリストされた品目の優先輸送時間を指定することができます。この値のデフォルト値は、発生元のオーダ (定義されている場合) から取得されます。直送の場合は、この値は販売オーダから取得されます。
輸送サービスレベル
コードの記述またはコード名 輸送サービスレベル
計画入庫時間
品目が入庫する計画日時
有効在庫日付
指定された予備部品が倉庫で利用可能な有効在庫日付
注意

有効在庫日付が最早開始時間より後の場合、最早開始時間が有効在庫日付と同じ日付に設定されます。計画納入日も有効在庫日付に一致するように変更されます。

次の場合、有効在庫日付が生成されません。

  • 有効在庫チェックで日付が生成されない場合
  • 倉庫に品目がない場合
  • マスタ計画がない場合
  • 品目がマスタ計画範囲に含まれない場合
輸送の請求
取引先への輸送費の請求方法を指定するには、このオプションを選択します。

次の値をとることができます。

  • サービス: 実際輸送費が個別の輸送費ラインに記載されます。請求額は、輸送管理から更新されます。費用はサービスにより請求に発行されます。
  • 輸送管理: 輸送費は輸送管理によって請求されます。
  • 適用なし: 実際輸送費は、サービスにより無視されます。
輸送費基準
次の方法で、輸送費が請求先取引先に請求されます。

有効値

  • 輸送費: このオプションを使用して、運送業者に発生した出荷または荷積の輸送費に関して使用できる現在の情報に基づいて取引先に請求できます。輸送請求額は、価格設定管理の運送業者レート帳簿に基づきます。
  • 輸送費 (更新可能): 取引先に請求済であり、実際輸送費が請求額とは異なる場合、このオプションを使用して、外部取引先に 2 番目の請求書を送付できます。最初の輸送請求額は、価格設定管理の運送業者レート帳簿に基づきます。
  • クライアントレート: 輸送請求額は、価格設定管理のクライアントレート帳簿に基づき、特定取引先の輸送サービスレートを保存します。請求額は、運送業者の実際輸送費には関係ありません。
  • 適用なし: 輸送費の請求はありません。
輸送額
輸送額はデフォルトで価格設定から取得されます。
輸送額指定
このチェックボックスがオンの場合、輸送費は変更できません。請求額を計算し、チェックボックスをオンにすることで、金額の再計算やマニュアルによる変更が行われないようにできます。発生元の販売オーダラインについて計算された輸送費が指定された場合は、このチェックボックスは使用できません。このラインを指定するには、販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションで輸送額指定チェックボックスをオンにします。請求方法が輸送費または輸送費 (更新可能) の場合、このチェックボックスは使用できません。
有効化コード
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
改訂
サービスオーダに必要な品目の作成中には、このフィールドに設計品目コードが表示されます。

関連トピック

納入タイプ
活動を実行するために必要な材料をどのように納入するか、または、欠陥品目にどのように対処するかを示します。
注意

納入タイプが倉庫へに設定されている場合は、シリアル状況が表示されます。

納入タイプが車により倉庫から輸送手段により倉庫からサービスキットから輸送手段により倉庫への場合、「倉庫」 で状況が計画の倉庫オーダが生成されます。サービスオーダ実際材料費 (tssoc2121m000) セッションの出庫/入庫オプションを使用して、品目を出庫または入庫します。

サービスオーダが保証クレームに関連しており、サービスオーダ (tssoc2100m100) セッションのクレーム対応方法フィールドで資材の弁償が選択されている場合、次の納入タイプのいずれかを選択できます。

  • 倉庫から
  • サービス在庫から
  • ディーラおよび在庫から
  • 倉庫へ

リスト内のいずれかの納入タイプを選択すると、[クレームライン (tssoc7110m000)] セッションで実際数量を承認すると倉庫オーダが作成されます。

指定可能な値

納入タイプ

必須返品オーダ
ディーラは予備部品を OEM に返品する必要があります。ディーラから予備部品が返品されるまで、この原価ラインにリンクされたクレームラインを原価処理できません。
活動ライン
見積材料費を指定するサービスオーダ活動の現在の状況
計画納入時間
納入タイプが倉庫へまたは輸送手段により倉庫への場合、不使用材料の入庫予定日です。納入タイプが購買オーダ使用の場合、購買オーダ/ライン上の品目の納期です。この日付は、購買オーダ作成日以降でなければなりません。ここに入力した値は、購買オーダヘッダの計画入庫日フィールドに表示されます。
注意

このフィールドが使用可能になるのは、納入タイプフィールドが次のいずれかに設定されている場合だけです。

  • 倉庫へ
  • 輸送手段により倉庫へ
  • 購買オーダ使用

次の表に、さまざまな納入タイプにおける計画処理日の使用方法を示します。

納入タイプ 計画処理日
倉庫へ未使用材料が倉庫に納入される日付
輸送手段により倉庫へ未使用材料が倉庫に納入される日付
倉庫から倉庫からの出庫日
車により倉庫から品目の出庫日
輸送手段により倉庫から品目の出庫日
サービスキットから品目の出庫日
購買オーダ使用購買オーダ/ラインの品目が納入されていなければならない日付。この日付は、購買オーダ作成日以降でなければなりません。ここに入力された値は、購買オーダヘッダ上の [納期] フィールドに表示される値になります。

 

注意

[納入タイプ] フィールドが次のいずれかに設定されている場合、このフィールドは編集できません。

  • サービス在庫から
  • 現地調達
置換
シリアル番号付品目を別のシリアル番号付品目で置換する場合、このフィールドには置換される品目のライン番号を入力できます。

このセッションにすでにリストされており、納入タイプが倉庫へまたは輸送手段により倉庫へのシリアル番号付品目だけを置換できます。

置換対象のシリアル番号付品目がフィジカルブレイクダウンの一部である場合、サービスオーダの状況を原価計算済に設定すると、フィジカルブレイクダウンが新規品目で更新されます。

注意

このフィールドがメンテナンス可能になるのは、次の場合だけです。

  • 活動の状況がフリー計画済、または発行済である
  • 納入タイプが [倉庫から]、輸送手段により倉庫からサービスキットから車により倉庫から、または購買オーダ使用である
参照品目
PCS プロジェクト品目または標準品目を入力します。サービスオーダヘッダに指定されている販売先取引先の PCS プロジェクトを新規作成することにより、参照品目が参照されてカスタマイズ品目が作成されます。参照品目を、プロジェクト部品として、サービスオーダヘッダに指定されている販売先取引先の現行 PCS プロジェクトにリンクすることもできます。参照品目は、任意の取引先の PCS プロジェクトに所属できます。
注意

サービスオーダヘッダに PCS プロジェクトコードが入力された場合、PCS プロジェクトコードの特定の販売先取引先に関連する品目は、サービスオーダ見積材料費ラインの主品目として許容されます。

実行者
Mobile Service 用に定義された従業員。原価ラインをクライアントにダウンロードするときに、特定のエンジニアに属する原価ラインだけがダウンロードされます。このフィールドを使用して、原価ラインの更新もできます。ERP ではこのフィールドの機能は使用できません。この機能は、Infor Mobile Service 専用に追加されています。
原価構成要素
原価ラインの原価構成要素

指定可能な値

品目 - 原価計算 (ticpr0107m000) セッションで品目に対して選択された材料費構成要素

注意

このフィールドがメンテナンス可能になるのは、オーダ状況または活動状況がフリーまたは計画済の場合だけです。

販売
品目の見積販売価格

指定可能な値

品目 - 販売 (tdisa0501m000) セッションで指定された品目の販売価格

販売
販売価格を表すために用いられる通貨

指定可能な値

サービスオーダの通貨

原価
品目の見積原価

指定可能な値

品目 - 原価計算 (ticpr0107m000) セッションで品目に対して定義された原価

原価
原価値を表すために用いられる通貨

指定可能な値

会社の自国通貨

販売額
次の計算式で計算された品目の合計見積販売額

販売額 = 販売価格 × 数量

原価額
次の計算式で計算された品目の合計見積原価額
                  Cost Amount = Cost × Quantity
               
テキスト
このチェックボックスがオンの場合、この見積材料費ラインの詳細に関するテキストは作成済です。

関連トピック

有効化コード
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
サービスキット
サービスオーダの納入タイプがサービスキットからの場合、このフィールドには、必要な品目を含み納入するサービスキットのコードが表示されます。
注意
  • このフィールドがマニュアルでメンテナンス可能になるのは、活動状況またはオーダ状況が発行済または完了の場合です。
倉庫
品目の出荷元となる倉庫

指定可能な値

原価ラインの納入タイプが次のいずれかである場合

  • 倉庫から
  • サービスキットから
  • 購買オーダ使用
  • 倉庫へ

内部サービスの場合、デフォルト値はサービスセンタの倉庫です。定義されていない場合は、品目の倉庫です。外部サービスの場合、デフォルト値はサービスエリアの倉庫です。定義されていない場合は、サービスセンタの倉庫です。それ以外の場合は品目の倉庫です。

原価ラインの納入タイプが次のいずれかである場合

  • 車により倉庫から
  • 輸送手段により倉庫から
  • 輸送手段により倉庫へ

内部サービスの場合は、倉庫を指定できません。外部サービスの場合は、サービスエリアの倉庫。存在しない場合は、サービスセンタの倉庫。それ以外の場合は品目の倉庫です。

原価ラインの納入タイプが次のいずれかである場合

  • サービス在庫から
  • 現地調達

倉庫を指定できません。

注意

このフィールドがメンテナンスできるのは、活動状況 (活動に原価が指定されている場合) またはオーダ状況がフリーまたは計画済の場合だけです。

出荷先の住所
出荷先取引先の住所コード
統計情報
LN の標準情報としては利用できないが、一部の EU 加盟国で売上申告またはイントラスタット申告に必要とされる、輸出入統計データ

特定のデータを追加イントラスタット情報セットとして定義することにより、イントラスタット統計データに最大 15 個のデータフィールドを追加できます。 追加イントラスタット情報セットは、倉庫オーダラインに割り当てることができます。

購買元取引先
品目の優先発注先である購買元取引先のコード

指定可能な値

品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションで品目に対して選択された購買元取引先

注意

このフィールドが有効になるのは、原価ラインの納入タイプ購買オーダ使用の場合だけです。

購買元取引先
数量
サービスオーダに必要な、品目の見積数量

品目がシリアル番号付の場合、このフィールドはメンテナンス不可であり、値 1 が表示されます。

品目の棚卸単位の物理数量が長さ面積 (m2)、または容積の場合、品目の寸法セクションに入力したフィールド値を使用して、このフィールドの値が計算されます。計算値は、必要に応じて変更できます。

注意

数量は、品目 - 一般 (tcibd0101s000) セッションで品目に対して選択した棚卸単位で表されます。

単位
品目の見積所要量を表すために用いられる単位
注意

この単位は、品目 - 一般 (tcibd0101s000) セッションで品目に対して選択した棚卸単位です。

長さ
品目のディメンションを表すために用いられる単位
注意

この単位は、サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000) セッションの計測単位フィールドで選択した値です。

長さ
品目の見積長さで、サービスオーダでは必須です。

入力した値を次の計算式で使用して、品目の数量が算出されます。

                  Length × Width × Thickness × Number of Units
               

(厚さは、品目の棚卸単位容積の場合のみ使用され、は、棚卸単位容積または面積 (m2)の場合のみ使用されます。)

品目の納入タイプ購買オーダ使用の場合、サービスオーダについて一括 SRP を実行すると、購買オーダラインの対応するフィールドに寸法がコピーされます。

注意

このフィールドがメンテナンス可能になるのは、品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションで選択した品目の棚卸単位長さ面積 (m2)、または容積タイプの物理量である場合だけです。

厚さ
サービスオーダに必要な、品目の見積厚さ

入力した値を次の計算式で使用して、品目のデフォルトの数量が決まります。

                  Length × Width × Thickness × Number of Units
               

品目の納入タイプ購買オーダ使用の場合、サービスオーダについて一括 SRP を実行すると、購買オーダラインの対応するフィールドに寸法がコピーされます。

注意

このフィールドがメンテナンス可能になるのは、品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションで選択した品目の棚卸単位容積タイプの物理量である場合だけです。

サービスオーダに必要な、品目の見積幅

入力した値を次の公式で使用して、品目のデフォルトの数量が決まります。

                  Length × Width × Thickness × Number of Units
               

(品目の物理量面積 (m2) の場合、厚さは公式の中では使用されません。)

品目の納入タイプ購買オーダ使用の場合、サービスオーダについて一括 SRP を実行すると、購買オーダラインの対応するフィールドに寸法がコピーされます。

注意

このフィールドがメンテナンス可能になるのは、品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションで指定した品目の棚卸単位面積 (m2)または容積タイプの物理量である場合だけです。

単位数
サービスオーダに必要な、品目の単位数

入力した値を次の計算式で使用して、品目の数量が算出されます。

                  Length × Width × Thickness × Number of Units
               

(厚さは、品目の棚卸単位容積の場合のみ使用され、は、棚卸単位容積または面積 (m2)の場合のみ使用されます。)

注意

このフィールドがメンテナンス可能になるのは、品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションで指定した品目の棚卸単位長さ面積 (m2)、または容積タイプの物理量である場合だけです。

手持
倉庫 - 品目在庫 (whwmd2515m000) セッションでリストされる、品目の手持在庫
オーダ済
倉庫 - 品目在庫 (whwmd2115s000) セッションでリストされる、品目のオーダ済在庫
割当
倉庫 - 品目在庫 (whwmd2515m000) セッションでリストされる、品目の引当済在庫
引当およびハードペギングタイプ
引当およびハードペギングタイプ。LN では、特定の需要に合った在庫が引き当てられます。また、在庫の需要と供給に合わせて品目仕様が使用されます。
注意

[引当およびハードペギング] は、次の納入タイプに対してのみ適用されます。

  • 倉庫から
  • 車により倉庫から
  • 輸送手段により倉庫から
  • サービスキットから
  • 現地調達

サービスオーダラインの引当およびハードペギングタイプを選択します。このフィールドには、次の値を指定できます。:

  • 顧客基準 サービスオーダ原価ラインに対する在庫供給は、販売先取引先に引当またはハードペギングする必要があります。
  • オーダ基準 サービスオーダ原価ラインに対する在庫供給は、サービスオーダに引当またはハードペギングする必要があります。
  • 顧客参照基準 サービスオーダ原価ラインに対する在庫供給は、顧客参照に引当またはハードペギングされる必要があります。
  • 内部参照基準 サービスオーダ原価ラインに対する供給は、内部参照に引当またはハードペギングする必要があります。
  • 適用なし引当およびハードペギングは適用されません。
注意

このフィールドが有効になるのは、一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションの引当およびハードペギングチェックボックスがオンの場合のみです。

取引先
取引先の名称。サービスオーダ原価ラインに対する在庫供給は、販売先取引先に引当またはハードペギングする必要があります。
ビジネスオブジェクトタイプ
ビジネスオブジェクトのタイプ。例サービスオーダ
ビジネスオブジェクト
ビジネスオブジェクトの識別子。例サービスオーダ番号
ビジネスオブジェクト参照
ビジネスオブジェクトに対する参照。例サービスオーダのライン番号
参照
在庫が引き当てられる参照コード。LN では、参照番号が同じオーダに対してのみ在庫を使用できます。
注意

このフィールドが有効になるのは、引当およびハードペギングタイプフィールドを次のいずれかに設定した場合のみです。

  • 内部参照基準 LN はこのフィールドを使用して内部参照を記録します。
  • 顧客参照基準 LN はこのフィールドを使用して顧客によって定義される参照コードを記録します。
未引当在庫の使用
このチェックボックスがオンの場合、 Infor LN 企業計画は未引当在庫を使用して在庫需要および供給を一致させます。

このチェックボックスがオフの場合、 Infor LN 企業計画は在庫需要を満たすために未引当在庫を使用しません。

注意

LN は、次の優先順位で在庫需要と供給を一致させます。

  1. 引当済在庫
  2. 未引当在庫
倉庫
品目はこの倉庫から納入されます。
記述
この名前の倉庫から品目が納入されます。
引当数量
サービスオーダで指定される倉庫に引き当てられた在庫
単位
品目を計測する棚卸単位
注意

品目の棚卸単位は、品目 - 一般 (tcibd0101s000) セッションで選択できます。

引当数量
サービスオーダで指定される倉庫に引き当てられた在庫
ハードペギング数量
ハードペギングされ、倉庫で受領される供給オーダの合計数量。販売単位で表されます。この数量が、サービスオーダ原価ラインにハードペギングされます。
ハードペギング数量
サービスオーダで指定された、ハードペギングされ、倉庫で受領される供給オーダの合計数量。棚卸単位で測定されます。
未引当数量
サービスオーダに引当可能な、倉庫内で利用可能な品目の在庫。販売単位で測定されます。
未引当数量
サービスオーダに引当可能な、倉庫内で利用可能な品目の在庫。棚卸単位で測定されます。
価格発生元
販売価格の発生元

指定可能な値

価格発生元

親品目
サービスオーダに必要な親サービス品目の品目コード
シリアル番号
親シリアル番号付品目のシリアル番号
位置
サービスオーダにおける子品目の位置番号
契約無視
このチェックボックスがオンの場合、見積材料費ラインに有効な固定価格契約が存在し、かつその契約がリンク解除されるか、または価格がマニュアルで上書きされることを示します。
注意

これは表示フィールドです。

このフィールドが表示されるのは、契約管理パラメータ (tsctm0100m000) セッションのサービス契約の価格の使用チェックボックスがオンの場合のみです。

 

有効在庫チェックの実行
選択されたサービスオーダ見積材料原価に対して有効在庫チェックを実行し、有効在庫日付を更新します。

「品目、数量、倉庫または納期が変更されると、再び有効在庫チェックが実行されて有効在庫日付が更新されます。」

関連トピック

サービスオーダの出力
サービスオーダを出力します。
構成ツリー
このオプションを使用すると、特定の販売先取引先用のクラスタをグラフィカル形式でリストできます。
故障解析
サービス決定 - 故障解析 (tsclm3170m000) セッションを開始し、サービスオーダメンテナンス販売オーダ、または作業オーダのサービス決定 - 故障解析をメンテナンスおよび登録します。
生成
クリックするとシリアル番号を生成できます。
輸送額
このコマンドは、計画納入の輸送額の計算に使用します。
代替品目 - 品目ブレイクダウン
代替品目 - 品目ブレイクダウン (tscfg1120m000) セッションを開始します。
  • 品目フィールドが編集可能な場合のみ、代替品目を選択できます。

作業オーダ状況フィールドおよび納入タイプに基づいてオプションを選択できます。

  • 作業オーダ状況フィールドは、フリーまたは計画済に設定されている必要があります。
  • 納入タイプは次のいずれかでなければなりません。
    • 倉庫から
    • 車により倉庫から
    • 輸送手段により倉庫から
    • サービスキットから
    • サービス在庫から
    • 現地調達
    • 発注先直送
代替品目
代替品目 (tcibd0505m000) セッションを開始します。
  • 品目フィールドが編集可能な場合のみ、代替品目を選択できます。

作業オーダ状況フィールドおよび納入タイプに基づいてオプションを選択できます。

  • 作業オーダ状況フィールドは、フリーまたは計画済に設定されている必要があります。
  • 納入タイプは次のいずれかでなければなりません。
    • 倉庫から
    • 車により倉庫から
    • 輸送手段により倉庫から
    • サービスキットから
    • サービス在庫から
    • 現地調達
    • 発注先直送
原価ライン価格の再計算
サービス契約に定義された原価ラインのデフォルト販売価格を取得します。

販売価格をマニュアルで修正できない場合、このオプションは無効になります。