会計結果を使用するには

プロジェクト原価、収益および利益の会計結果は、以下の時点で決定できます。

  • プロジェクトの実行中
  • プロジェクトの完了時。これにより、請求の過不足、原価の過不足、および収益の状況を表示できます。
会計中間結果

中間結果は、まだ完了していないプロジェクト (たとえば、会計年度末に転記される損益など) の会計結果です。

中間結果には次の 2 つのタイプがあります。

  • 原価中間結果: 原価関連の処理
  • 収益中間結果: 収益関連の処理

この原価中間結果および収益中間結果は、財務会計のデフォルトの仕訳勘定およびデフォルトの逆仕訳勘定にリンクされます。会計結果タイプは、会計中間結果 (tpppc2160s000) セッションまたは会計中間結果の生成 (tpppc2260m000) セッションで中間結果をメンテナンスあるいは生成するためのデフォルト値として使用されます。

会計中間結果の生成 (tpppc2260m000) セッションを使用して、中間結果を生成します。中間結果を表示および修正するには、会計中間結果 (tpppc2160s000) セッションを使用します。

会計中間結果を生成するために、会計中間結果の生成 (tpppc2260m000) セッションで収益承認方法および売上原価計算方法を選択できます。

承認する収益の限度を設定できます。最大割合はプロジェクトおよび拡張レベルで定義します。デフォルト値は 100 % に設定されています。ただし、この値は上書きできます。この割合に契約金額を掛けた値は、(プロジェクトが完了するまでに) 承認可能な最大収益です。収益の承認限度は、プロジェクト完了方法を除くすべての収益承認方法で有効になります。

収益承認方法:

売上原価の決定方法:

会計最終結果

プロジェクトが終了すると、取引の処理 (tpppc4802m000) セッションを使用して [最終結果] チェックボックスをオンにして、会計最終結果を生成できます。

共通情報はプロジェクト状況を 「クローズ」 に変更し、会計結果状況結果設定済に設定します。

プロジェクトをクローズすると、会計結果が逆仕訳されます。最終結果は、プロジェクト進捗モジュールで利用できます。