組立計画パラメータ (tiapl0100s000)

セッションの目的: 組立計画のパラメータを定義します。組立計画パラメータ (tiapl0500m000) 概要セッションで既存のパラメータセットをダブルクリックすることでこのセッションを開始した場合は、値の表示のみができます。先頭行 (実際のセット) をダブルクリックしてこのセッションを開始した場合は、必要な権限があれば、新しい値を入力できます。現在のパラメータセットを変更後、このセットを保存した場合、新しいセットとして保存されます。

注意

パラメータを変更すると、組立計画全体で幅広い影響が生じる可能性があります。このため、実際にどのような影響が生じるかが判明するまでは、このセッションの値を変更しないでください。

関連トピック

 

導入日
パラメータが有効になる日付と時刻。パラメータの有効期限は、最新のパラメータ設定の発効日までです。
設計
環境
環境の識別番号

同じ会社内にある複数の環境の組立部品所要を区別するために、このパラメータが必要になります。

マスタ会社
このチェックボックスがオンの場合、現在の会社がマスタ会社として定義されます。マスタ会社は、組立ラインのいずれかの会社であっても、個別の会社であってもかまいません。マスタ会社は、製品バリアントや部品表などのマスタデータを保存するために使用されます。

マスタ会社で作業を行う場合は、データのメンテナンスとプロセスの実行しか行うことができません。これは、組立ライン構造を定義する組立管理と組立計画の両方に適用されます。ただし、組立計画では、構成可能品目 - 組立ライン (tiapl2500m000) セッションは例外です。

このチェックボックスがオフの場合、このセッションのフィールドは無効です。

注意
  • このチェックボックスをオンにできるのは、該当する会社に組立オーダがない場合に限ります。
  • このチェックボックスをオフにできるのは、該当する会社に製品バリアントがない場合に限ります。
Infor Open World を使用
このチェックボックスがオンの場合、他の会社と接続するために、限られた一連の統合に対して Infor Integrationが使用されます。それ以外の統合では、「会社の切替」 が使用されます。

このチェックボックスがオフの場合、他の会社と接続するために、「会社の切替」 が使用されます。

次の統合で Infor Integrationを使用できます。

  • 組立部品所要を計算。Infor Integrationは、組立管理から組立オーダ引当状況を取得し、組立部品所要を LN に転送するために使用されます。
  • ラインステーションバリアントを作成。「組立オーダを作成」 手順と 「組立オーダの更新および凍結」 手順により、組立管理でラインステーションバリアントを作成し、そのバリアントに対して Infor Integrationを使用することができます。
  • 組立オーダを作成。組立管理での組立オーダの実際の作成で、Infor Integrationを使用できます。
  • 組立オーダを更新および凍結。Infor Integrationを使用すると、組立管理から組立オーダ情報を取得し、組立管理で組立オーダの実際の更新および凍結を行うことができます。組立管理から取得される情報は、セグメントの開始時間と凍結状況、および組立オーダの順序情報です。
注意

「会社の切替」 は、会社間を切り替えるための LN の機能です。

外部組立部品および作業
このチェックボックスがオンの場合、外部ソースが平準化された組立部品および作業を組立計画に配信します。

このチェックボックスがオフの場合、組立部品および作業が組立部品所要の計算時に平準化されます。

構成
製品バリアント番号グループ
製品バリアントの生成プロセスで使用される製品バリアント番号を生成するために使用する番号グループ

選択する番号グループには、次の条件が適用されます。

  • シリーズがすでに使用中でないこと
  • シリーズ長がゼロであること
  • 番号グループがすでに使用中でないこと
  • 番号グループが製造専用であること
  • 先頭空番号が製品バリアント番号の最大値よりも大きいこと
対話式構成
このチェックボックスがオンの場合、 製品構成で定義された一般部品表に基づいて、オーダシステムが FAS の一般品目が製品構成で構成されます。販売オーダラインを入力する場合には、オプションを選択する必要があります。

このチェックボックスがオフの場合、オーダシステムが FAS の一般品目は、組立計画モジュールで構成されます。オプションおよび特徴を使用して品目を構成することはできませんが、有効化構成を使用できます。

製品バリアントが製品構成を使用して構成されたかどうかを確認するには、製品バリアント (tiapl3500m000) セッションの PCF で構成チェックボックスを確認します。

オーダが凍結されている場合に再構成を許可
このチェックボックスがオンの場合、 組立オーダ状況計画または順序付であれば、製品バリアントを再構成できます。構成可能な購買品目は、組立オーダ状況凍結の場合でも製品バリアントで再構成できます。
注意

品目の再構成ができるのは、その品目が組立部品として含まれているラインステーションオーダが開始されていない場合に限ります。

同一構成の多重販売
このチェックボックスがオンの場合、オーダ数量が 1 より多い販売オーダライン組立品目を入力できます。

オーダラインの全数量は、同じ製品バリアントの全数量になります。販売オーダラインのオーダ数量が 1 より多い場合、複数の組立オーダを使用して品目を製造します。これは、組立オーダの数量は常に 1 であるためです。

外部製品バリアント構造
このチェックボックスがオンの場合、一般完成品と設計モジュール間の一般部品表関係が外部ソースから組立計画に送られます。LN には製品バリアント構造にこの情報をコピーする機能はありません。

このチェックボックスがオフの場合、 製品バリアント構造の生成 (tiapl3210m000) セッションを実行したときに、一般完成品と設計モジュール間の一般部品表関係が一般部品表からオーダ固有の部品表にコピーされます。

注意

製品バリアント構造では、2 つのタイプの関係が定義されます。

  • 一般品目と一般サブ品目間の関係。製品バリアント構造が作成されたときに (オーダ入力時には、作成した製品バリアントが保存されたとき)、この関係は常にコピーされます。なお、この関係は完成品のすぐ下だけでなく、複数のレベルで出現する可能性があります。
  • 一般品目と設計モジュール間の関係。現在のパラメータの影響を受けるのは、この関係のみです。

一般部品表とオーダ固有の部品表の詳細は、次のセッションのヘルプを参照してください。

また、設計モジュールで製品バリアント構造が必要となった場合に、次の手順で設計モジュールの製品バリアント構造を解決できます。

  • 組立部品所要の計算 (tiapl2221m000)
  • 組立オーダの生成 (tiapl3201m000)
  • 組立オーダの更新および凍結 (tiapl3203m000)
需要タイムフェンス
製品バリアント構造が決定され、組立部品所要が計算される日数
シナリオ
組立部品所要を計算するために使用するシナリオ。このシナリオの計画期間を使用して、セグメントスケジュールが作成され、組立部品所要が LN に送信されます。

このフィールドから、シナリオ (cprpd4100m000) セッションにズームして、シナリオを選択または作成することができます。

注意

マスタ会社で定義されているシナリオしか選択できません。

関連トピック

シナリオ参照日
組立部品所要の最終計算で使用されるシナリオの参照日
注意
  • 別のシナリオを選択した場合、このフィールドは空です。
  • 参照日は日付のみです。時間の指定は使用されません。
組立部品所要ディレクトリ
会社 - Bus Component (tiapl0101s000) セッションで製品バリアントについて組立部品所要を計算した結果、生成されるファイルが書き込まれるディレクトリ

このディレクトリに保存されたファイルは、企業計画で読み取られます。

売残り製品バリアントの組立オーダを使用
このチェックボックスがオンの場合、 製品バリアントについて状況がクローズ以外の組立オーダが利用可能であれば、販売オーダ/見積ラインで製品バリアントのリンクを解除できます。

このチェックボックスがオフの場合、製品バリアントについて組立オーダが利用可能な場合に、販売オーダ/見積ラインで製品バリアントのリンクを解除できません。

注意

製品バリアントがリンクされていない場合は、販売オーダ/見積への参照のみが削除されます。製品バリアントは他の販売オーダ/見積に再使用できます。

その他
テストモード
このチェックボックスがオンの場合、 組立計画モジュールはテストモードで動作します。テストモードでデータをメンテナンスできますが、できない場合には外部パッケージでメンテナンスされます。

外部組立部品および作業チェックボックスがオンの場合、次のデータは外部でメンテナスされます。

  • 作業 (tiapl1500m000) セッションに表示される作業
  • 作業割当 (tiapl1510m000) セッションに表示される作業割当

外部製品バリアント構造チェックボックスがオンの場合、次のデータは外部でメンテナスされます。

このような場合、テストモードで操作しない限り、このデータを LN 内からメンテナンスすることはできません。

また、テストモードチェックボックスがオンの場合は、次のことができます。

  • マニュアルで選択した発効日に対して組立ライン原価計算データの実現 (ticpr0215m000) セッションを実行する
  • ラインセグメント - 交換可能な構成 (tiasl2530m000) セッションを使用して交換可能な構成をマニュアルでメンテナンスする