納入済購買オーダ/スケジュールの処理 (tdpur4223m000)

セッションの目的: 購買オーダを処理します。 処理が済んだ購買オーダは、通常のデータベースから履歴データベースに転送されます。

購買オーダライン状況 (tdpur4534m000) セッションで状況に 「処理可能」 と表示される購買オーダラインは、処理準備が完了しています。

処理準備が完了している購買オーダラインであっても、次の場合は処理できません。

購買オーダが処理されると、LN によって次のアクションが実行されます。

  • 取引高履歴レコードの挿入
  • 購買契約のコール数量/金額および請求済数量/金額の更新
  • 平均購買価格の更新 (「財務会計」 が実行されていない場合)
  • 請求元取引先の残高の更新
注意

すべての購買オーダラインの処理が済むと、その購買オーダの状況はクローズに設定されます。

委託の場合に契約データを更新するには

委託の場合には 2 種類の購買オーダが作成されています。1 つは補充オーダ、もう 1 つは支払オーダです。 委託補充オーダは、契約にリンクできます。

委託補充オーダが処理されても、請求書は作成されないため、契約データは更新されません。委託支払が完了しオーダが処理された時点で、LN によって次のアクションが実行されます。

  1. 委託補充オーダの検索
  2. 委託補充オーダからの契約の取得
  3. 購買契約のコール数量/金額および請求済数量/金額の更新
購買請求書を照合および承認するには

購買オーダの処理と財務会計での購買オーダの照合と承認は、互いに独立して実行可能です。たとえば、購買オーダを処理した後に購買請求書を承認することができます。その場合、請求額は取引高履歴レコードには登録されません。 したがって、この状況を修正するために納入済購買オーダ/スケジュールの処理 (tdpur4223m000) セッションを再実行する必要があります。このセッションを再実行すると、請求額が取引高履歴レコードにまだ登録されていないことが LN によって通知され、その請求額に関する取引高履歴レコード (- および +) が追加されます。

 

処理範囲
LN によって処理されるオーダデータの最終日付

LN では、実際の入庫日がこのフィールドの日付よりも早い購買オーダがすべて処理されます。

このフィールドは、特定の日付よりも早く入庫された購買オーダラインを処理する場合にのみ使用できます。 その日付よりも遅い購買オーダラインについて、入庫訂正や価格変更処理が必要であれば、それらのラインを処理しないでおくこともできます。

注意

このフィールドを空白にした場合、オーダラインはLN によって処理されません。

オプション状況 「マニュアル」 または 「不合格」 のラインを発行
このチェックボックスがオンの場合、購買オーダの処理中に発生したエラーに関するレポートが LN によって出力されます。