剰余の処理このトピックでは、LN での剰余の処理方法について説明します。 キットの構成要素は別個に出荷できます。キットは、販売オーダライン上の品目です。LN では、販売オーダライン品目の 1 つまたは複数の単位を構成するのに十分な品目がいつ出荷されたかが判断されます。販売オーダライン品目に対して十分な品目が出荷されるとすぐに、LN で販売オーラーラインの請求書を作成できます。 販売オーダ単位と丸め係数 販売オーダライン品目の 1 単位は、品目の販売オーダ計測単位に従って定義され、販売オーダ単位の丸め係数に従って丸められます。 たとえば、販売オーダ単位が KG (キログラム)、丸め係数が 0.1 kg であり、0.69 KG の販売オーダライン品目であれば十分であるとして納入数量が計算される場合、数量 0.6 KG が完成と見なされます。 剰余評価 剰余評価は、LN で完成された請求可能な販売オーダライン品目の単位数が計算される処理です。 通常出荷 構成要素品目の出荷が倉庫管理で記録されると、LN により剰余評価が実行され、完成したすべての販売オーダライン品目の請求ラインが作成されます。 関連する販売オーダタイプに対して販売オーダ/スケジュールの請求への発行 (tdsls4247m000) 活動が自動に設定されている場合、どの出荷ラインもすぐに評価されます。完成した販売オーダライン品目ごとに、別個の請求ラインになることがあります。 関連する販売オーダタイプに対して、販売オーダ/スケジュールの請求への発行 (tdsls4247m000) 活動が自動に設定されていない場合、LN により複数の出荷ラインが 1 つの請求ラインに結合されます。これらの請求ラインは、販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションの請求への発行コマンドをクリックした後に作成されます。 活動が自動に設定されているかどうかをチェックするには、販売オーダタイプ (tdsls0594m000) 詳細セッションを使用して自動チェックボックスをオンにします。 部品表変更処理 販売オーダライン品目の部品表 (BOM) を変更し、これらの変更を処理した場合、LN により剰余評価が実行されます。 残数量 販売オーダライン構成要素をマニュアルで変更した場合や、部品表を変更した場合、出荷した構成要素の中には販売オーダライン品目を完成させるために使用できなくなるものがあります。これは、特に構成要素が終了された場合に該当します。 部分納入と端数修正を行っても、販売オーダライン品目を完成させるために構成要素を使用できなくなる可能性があります。 LN では、これらの構成要素の納入は、販売オーダライン納入数量が 0 の剰余として請求されます。
| |||