販売スケジュールを利用した契約納入の定義販売契約に基づいてタイムフェーズ納入のリストを設定する場合、販売オーダに変換される販売スケジュールおよび販売スケジュールラインを定義できます。これは、販売オーダの生成が遅れないようにするために簡略化された、販売スケジュールのソリューションです。
例
販売スケジュールで契約納入を定義するには、次の手順を実行する必要があります。
ステップ 1. 販売契約の作成 まず、販売契約 (tdsls3500m000) セッションで販売契約を作成し、販売契約ライン (tdsls3501m000) セッションで販売契約ラインを作成します。販売契約ラインを有効化する必要があります。 ステップ 2. 販売スケジュールの作成 タイムフェーズ納入のリストを設定するには、販売契約ライン (tdsls3501m000) セッションで販売スケジュールの生成を選択します。この結果、販売スケジュール (tdsls3111m000) セッションが開始され、このセッションで新しい販売スケジュールを作成できます。販売スケジュール (tdsls3111m000) セッションが開始されると、販売契約データが販売スケジュールにコピーされます。 次のフィールドの値が次のように指定されます。
販売契約にタイムフェーズ納入を指定するには、販売スケジュール (tdsls3111m000) セッションでラインを選択します。 これにより、販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションが開始されるため、次の項目を指定できます。
備考 契約納入の定義に使用する販売スケジュールには、次の設定はできません。
ステップ 3. 販売スケジュールの承認 販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションの所要量フィールドの値によって、販売スケジュールを承認したときに実行されるアクションが決まります。 所要量が確定である場合、次の処理が行われます。
所要量が計画済である場合、次の処理が行われます。
ステップ 4. 販売スケジュールの販売オーダへの発行 販売スケジュールラインが承認されると、販売スケジュールの請求への発行 (tdsls3207m000) セッションで販売スケジュールラインを販売オーダに発行できます。販売オーダは販売オーダ (tdsls4100m000) セッションで表示できます。販売オーダは販売オーダ手順に従って処理できます。 販売オーダが販売スケジュールラインに基づいて生成されると、次のデータが販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションで更新されます。
販売オーダが処理されると、販売スケジュールラインも処理されます。販売スケジュールラインの状況が処理済になると、その販売オーダは削除できます。
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