見積依頼 - オプション処理

多くの処理は、見積依頼手順で必ず発生するわけではありませんが、特定の状況では使用されます。

次の処理があります。

  • 見積依頼督促状の出力
  • プロジェクトペギング
  • 発注先段階的支払の指定
  • 見積依頼の外注サービス品目
  • 不成立入札者へのレターの出力
  • 見積依頼履歴の表示、出力、および削除
見積依頼督促状の出力

回答日までに入札者から回答を受け取れなかった場合、入札者に督促状を送付することができます。督促状は見積依頼督促状の出力 (tdpur1402m000) セッションで出力できます。

見積依頼督促状の出力 (tdpur1402m000) セッションで督促状を出力するには、見積依頼入札者 (tdpur1505m000) セッションで督促状況注意であることが必要です。

プロジェクトペギング

調達のプロジェクトペギングには、購買要求、見積依頼、および購買オーダのプロジェクト原価のペギングが含まれます。要求、見積依頼、または購買オーダの品目でペグが必要な場合は、ペグ配分をこれらの購買オブジェクトにリンクする必要があります。ペグ配分では、親ビジネスオブジェクトの所要数量が、プロジェクト/予算、プロジェクト要素、および/またはプロジェクト活動の組合せの配分ラインに配分されます。たとえば、購買オーダラインのオーダ数量をペギングするために配分が使用される場合、商品の購入および原価の記帳は、これらのプロジェクト、要素、および活動を対象に行われます。

詳細は、次の情報を参照してください: 販売および調達におけるプロジェクトペギング

発注先段階的支払の指定

発注先段階的支払によって、顧客は購買オーダでオーダした商品が実際に入庫する前でも後でも、発注先に支払うことが可能になります。支払は一定期間にわたって行い、その総額を特定の日付に発注先に支払う必要があります。購買オーダ品目の請求フローは、その商品フローからは切り離されています。

発注先段階的支払は、長い納期、高価値、多くの設計、および固定価格といった特徴を持つ品目の場合に有用です。発注先が商品の入庫前に特定のタスクを完了する必要があるような場合に (たとえば設計文書やテスト結果の提供など)、その日付およびイベントを段階的支払に含めることができます。見積依頼回答に関して、発注先段階的支払 (tdpur5120m000) セッションで段階的支払ラインを指定し、変換中に購買オーダラインにコピーすることができます。

詳細は、次の情報を参照してください: 発注先段階的支払

見積依頼の外注サービス品目

作業の外注の場合、見積依頼 (RFQ) に外注サービス品目を含めることができます。これらの見積依頼は、マニュアルで指定するか、工順作業または製造オーダがリンクされている購買要求から生成することができます。

詳細は、次の情報を参照してください: 調達における外注サービス品目

不成立入札者へのレターの出力

不成立入札者へのレターの出力 (tdpur1410m000) セッションを使用すると、入札者の見積依頼回答が承認されない場合に入札者に知らせることができます。

備考

入札者のレターは、見積依頼入札者 (tdpur1505m000) セッションで入札感謝状チェックボックスがオンになっている場合にのみ出力できます。

見積依頼履歴の表示、出力、および削除

見積依頼パラメータ (tdpur0100m100) セッションで見積依頼履歴を自動更新チェックボックスがオンの場合、次のようなセッションで見積依頼履歴情報を確認できます。

  • 見積依頼履歴 (tdpur1550m000)
  • 見積依頼ライン履歴 (tdpur1551m000)
  • 見積依頼入札者履歴 (tdpur1555m000)
  • 見積依頼回答履歴 (tdpur1556m000)
  • 見積依頼履歴の概要 (tdpur1850m000)

見積依頼履歴を出力するには、見積依頼履歴の出力 (tdpur1450m000) セッションを使用します。

履歴情報が必要なくなった場合、見積依頼履歴の削除 (tdpur1204m000) セッションを使用して履歴データを削除できます。