オーダ優先順位 (シミュレーション)

オーダ優先順位シミュレーションを使用して、オーダに在庫を割り当てる優先順位を計算できます。たとえば、在庫が不十分な場合に、優先順位シミュレーションを使用し、オーダ納入優先順位に従って販売オーダをソートできます。

販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションのオーダ優先方法フィールドによって、オーダ優先順位を定義する方法が決まります。

  • シミュレーション
    シミュレート済オーダ優先順位は、シミュレーションコードで定義されます。シミュレーションコードは、ソート順序とソートモードから成ります。コードごとに 6 つのフィールドを選択して、販売オーダをソートできます。LN 販売オーダラインテーブルからデフォルトフィールドを取得しますが、販売オーダおよび取引先のフィールドを使用することもできます。
  • 納期
    オーダ優先順位は計画納期によって決定され、シミュレーションは使用されません。

シミュレーションコード AA には、次のソート順序が含まれます。

  • 1 = 計画入庫日
  • 2 = 販売先取引先

優先順位シミュレーション (tdsls4124s000) セッションのソートモードフィールドで両方のソート順序について 「昇順」 が設定されている場合、もっとも古い計画入庫日の販売オーダが最初に納入されます。同じ計画入庫日のオーダが存在する場合、アルファベット順で最初に表示される販売先取引先の販売オーダから順に実行されます。

オーダ優先順位の定義とメンテナンス (シミュレーション)

次のステップを実行します。

  1. 優先順位シミュレーションコードは、優先順位シミュレーション (tdsls4524m000) セッションで指定します。
  2. 販売オーダの納入優先順位は販売オーダ優先順位シミュレーションの生成 (tdsls4229s000) セッションで生成します。
  3. 販売オーダ優先順位 ‐ シミュレーション (tdsls4126m000) セッションでは、シミュレーションコードと品目の組合せによって販売オーダの優先順位シミュレーションを変更できます。
  4. 販売オーダ優先順位シミュレーションの処理/削除(tdsls4226s000) セッションでシミュレート済オーダ優先順位を実際の販売オーダに処理します。生成されたシミュレーションを削除することもできます。
  5. オプションで、販売オーダ優先順位 (tdsls4129m000) セッションで実際納入のオーダ優先順位を変更します。