マージン管理の概要

マージン管理を使用して、標準品目について作成された販売オーダと見積のマージンを管理できます。販売見積または販売オーダの正味価格が定義されたマージンを超える場合は、適切なアクションが実行されます。たとえば、オーダのマージンが上回る場合、オーダはブロックされます。

マージン管理の設定

マージン管理を使用するには、次のマスタデータを定義する必要があります。

  1. 販売オーダタイプ (tdsls0594m000) セッションの総マージン管理チェックボックスを使用して、オーダタイプの総マージン管理を実行する必要があるかどうかを定義します。
  2. 販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000) セッションのマージン保留オーダ発行可チェックボックスを使用して、マージンを超過したためにブロックされた販売オーダ/見積をユーザがブロック解除できるかどうかを定義します。
  3. 販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションを使用して、さまざまなマージン管理関連のパラメータを定義します。
  4. マージン管理パラメータ (tdsls0120m000) セッションを使用して、販売オーダまたは見積が、定義されたマージンの範囲外になる場合に行う必要があるアクションを定義します。
  5. 品目 - 販売 (tdisa0501m000) セッションと販売先取引先 (tccom4110s000) セッションでは、次の項目を指定できます。

    • 上限マージン (目標価格を超過できる割合)
    • 下限マージン (価格が目標価格を下回ることができる割合)
マージン管理のタイプ

次のマージンタイプを指定できます。

  • (価格) マージン管理
  • 詳細レベルの総マージン管理
  • ヘッダレベルの総マージン管理

詳細は、次の情報を参照してください: マージン管理のタイプ

マージン管理の使用

マージン管理が実装されている場合に、販売オーダまたは見積が入力されると、いくつかのチェックが自動的に実行され過剰なマージンはログに記録されます。

詳細は、次の情報を参照してください: マージン管理の使用