購買オーダ - オプション処理

購買オーダへの輸入仕入原価の追加

すべての調達原価を正しく把握できるように、購買価格だけでなく、すべての輸入仕入原価も購買オーダにリンクさせることができます。

詳細は、次の情報を参照してください:

入庫または消費後の価格および値引の変更

入庫後の価格および値引の変更 (tdpur4122m000) セッションでは、商品の入庫後に価格および値引を変更できます。

入庫後の価格および値引の変更 (tdpur4122m000) セッションと購買買掛入庫の価格および値引の変更 (tdpur4132m000) セッションでは、商品が消費された後に価格や値引を変更できます。

詳細は、次の情報を参照してください: 入庫または消費後の価格や値引の変更

購買オーダの統合

購買オーダの数を減らして、利用可能な最も良い価格および値引を取得する場合、購買オーダを統合できます。統合すると、異なるソースから生成されたさまざまな購買オーダを 1 つの購買オーダにまとめることができます。

詳細は、次の情報を参照してください:

購買オーダのコピー

購買オーダのコピー (tdpur4201s000) セッションを使用すると、既存の購買オーダを新しい購買オーダに簡単にコピーできます。

詳細は、次の情報を参照してください: 購買オーダのコピー

購買オーダの削除

購買オーダの削除 (tdpur4224m000) セッションを使用すると、次のものを削除できます。

  • 取り消された購買オーダライン
  • 処理された購買オーダライン
注意

オーダデータを削除する方法は、購買オーダパラメータ (tdpur0100m400) セッションの入庫完了時のオーダデータの削除フィールドの値によって決まります。

購買オーダからの輸送オーダの生成

輸送は、輸送要件を処理するパッケージです。調達では、商品の輸送を請け負うことがあり、結果として発注先から商品を収集する必要があるため、購買オーダから輸送オーダを生成できます。商品の輸送が、発注先の輸送ではなく調達の責任である場合、発注先は商品を準備しておかなければならない日付を知っておく必要があります。このため、購買オーダの計画積荷日は、発注先から商品をピックアップする出荷日として考える必要があります。

輸送と調達の統合については、次のトピックで説明します。

  • 輸送オーダ管理と調達の統合
    輸送オーダは、計画時と実行時に状況がよく変化します。調達に輸送オーダ作成の責任がある場合、出荷と積荷の進捗状況が交換可能になり、輸送オーダ管理と調達の間で情報の共有が可能になります。
  • 輸送請求と購買請求の統合

    運送業者に支払わなければならない輸送レートは、輸送費と呼びます。取引先への輸送費の請求は、次の項目に基づいて実行できます。

    • 輸送費
    • 輸送費 (更新可能)
    • クライアントレート

詳細は、次の情報を参照してください:

購買オーダからの作業オーダの生成

デポ修理は、部品の修理またはアップグレードを提供します。次のデポ修理処理をサポートするために、サービスと調達は統合されています。

  • 社内で修理やアップグレードを実行する部署が、必要な修理部品をすべては用意しておらず、サードパーティーからの追加部品の入手を必要とする場合
  • 修理またはアップグレード担当の部署が、別の会社に修理やアップグレードを委託する (外注) 場合

これら 2 つのケースでは、購買オーダを生成して部品を購入するか、外注を調達する必要があります。外注活動の購入と追加部品の購入の両方をサポートするために、サービスでは調達に所要量を転記する作業オーダを作成できます。この場合、購買オーダ元はメンテナンスになります。

詳細は、次の情報を参照してください:

バックオーダの処理

購買オーダ上の商品の一部が入庫した場合や、どの商品も入庫しなかった場合は、バックオーダを作成できます。

次の場合、バックオーダとなることがあります。

  • 納期の時点で、購買オーダラインの入庫数量がオーダ数量より少ない
  • 商品の入庫数量 (一部) が検査中に不合格になる
  • 入庫数量とオーダ数量は等しいが、ユーザがバックオーダ数量をゼロよりも大きな値に変更している

詳細は、次の情報を参照してください: 購買バックオーダ

返品オーダの処理

返品オーダは、返品出荷がレポートされるまたは購買オーダです。返品オーダにはマイナスの金額のみが記入できます。返品オーダ処理は多くの手順を伴います。

詳細は、次の情報を参照してください: 購買返品オーダ

クレームの出力

場合によっては、入庫処理時に入庫した数量が梱包票数量と一致しないことがあります。発注先が、梱包票の数量より少ない数量を出荷した場合、クレームの出力 (tdpur4420m000) セッションでクレーム票を出力できます。

購買請求書の出力

購買オーダ手順のオプション手順は、購買請求書の出力 (tdpur4404m000) セッションでの購買請求書の出力です。この請求書は、システム内のデータと、購買元取引先から受け取ったデータ (請求書) を比較する目的で使用します。

督促状の出力

購買オーダ督促状の出力 (tdpur4403m000) セッションを使用すると、督促状を出力し、未納入の購買オーダについて取引先に通知できます。

プロジェクトペギング

調達のプロジェクトペギングには、購買要求、見積依頼、および購買オーダのプロジェクト原価のペギングが含まれます。要求、見積依頼、または購買オーダの品目でペグが必要な場合は、ペグ配分をこれらの購買オブジェクトにリンクする必要があります。ペグ配分では、親ビジネスオブジェクトの所要数量が、プロジェクト/予算、プロジェクト要素、および/またはプロジェクト活動の組合せの配分ラインに配分されます。たとえば、購買オーダラインのオーダ数量をペギングするために配分が使用される場合、商品の購入および原価の記帳は、これらのプロジェクト、要素、および活動を対象に行われます。

詳細は、次の情報を参照してください: 販売および調達におけるプロジェクトペギング

クロスドッキングオーダおよび分割入庫の指定

在庫がない既存の販売オーダを処理する場合は、入庫場所から発送確定保管場所に入庫商品をすぐに移動させて出庫できます。この処理を開始するには、クロスドッキングオーダを生成する必要があります。

入庫の分割は、実際にはオーダラインを分割することです。オーダラインが生成された場合、オーダラインを複数の入庫ラインに分割できます。このため、1 つのオーダラインで複数の入庫が実行されます。クロスドッキングオーダがあり、分割入庫が必要な場合、次の項目を選択すれば入庫ラインを複数の入庫に分割できます。

詳細は、次の情報を参照してください: クロスドッキングと分割納入

直送オーダの指定

販売オーダまたはサービスオーダ上で、販売商品を直送するかどうかを指定できます。直送の場合は、販売オーダまたはサービスオーダに基づいて購買オーダが作成されます。購買元取引先が商品を販売先取引先に直接納入するので、倉庫管理は関係しません。

詳細は、次の情報を参照してください:

発注先段階的支払の指定

発注先段階的支払によって、顧客は購買オーダでオーダした商品が実際に入庫する前でも後でも、発注先に支払うことが可能になります。支払は一定期間にわたって行い、その総額を特定の日付に発注先に支払う必要があります。購買オーダ品目の請求フローは、その商品フローからは切り離されています。

発注先段階的支払は、長い納期、高価値、多くの設計、および固定価格といった特徴を持つ品目の場合に有用です。発注先が商品の入庫前に特定のタスクを完了する必要があるような場合に (たとえば設計文書やテスト結果の提供など)、その日付およびイベントを段階的支払に含めることができます。

詳細は、次の情報を参照してください: 発注先段階的支払

購買オーダの外注サービス品目

作業の外注の場合、購買オーダに外注サービス品目を含めることができます。これらの購買オーダは、変換された購買要求または見積依頼 (RFQ) の製造オーダ (リンクされている製造オーダも含む) から生成できます。

詳細は、次の情報を参照してください: 調達における外注サービス品目

委託在庫の使用

購買オーダ手順で委託在庫を使用する場合、委託在庫の処理方法を指定できます。

詳細は、次の情報を参照してください: 販売と調達における委託

顧客支給資材の使用

顧客または発注先が特定の顧客品目を製造するための資材を支給する場合は、顧客支給資材を実装できます。販売オーダの需要に基づき、顧客支給資材タイプの購買オーダがオーダ計画によって生成されます。この購買オーダは、顧客品目を製造するために製造オーダによって必要とされる顧客支給資材のコールオフに使用されます。購買オーダは需要オーダの需要ペグを継承します。

詳細は、次の情報を参照してください: 販売および調達における顧客支給資材