プロジェクトペギングの概要

製造オーダでは複数のプロジェクトからの複数の需要に対応できるため、オーダレベルやオーダラインレベル (見積資材、製造計画など) でのペグ配分が必要になります。この処理のことを (原価) ぺギングといい、その属性のことをペグといいます。品目にプロジェクトペギングを設定すると、プロジェクトレベル、活動レベル、要素レベルの原価を、製品ライフサイクル全体にわたって追跡できます。

(原価の) 配賦、追跡およびトレーシング、在庫登録、供給を適切に実行するには、オーダ/入庫から出庫/消費に至るまでの商品フロー全体にわたり、品目、在庫、取引にペギング情報を付加する必要があります。品目ラインは複数の原価ペグに分割することができるため、ペグ配分レベルは品目ラインより下のレベルにする必要があります。これらの原価ペグは主に原価を配分するためのもので、品目を物理的に移動するためのものではありません。

プロジェクトペギングの設定
ステップ 1.  導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)

導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションでプロジェクトペギングチェックボックスをオンにします。

ステップ 2.  プロジェクトペギングパラメータ (tcpeg0100m000)

プロジェクトペギングパラメータ (tcpeg0100m000) セッションで、プロジェクトペギングパラメータを指定します。

ステップ 3.  品目 - 一般 (tcibd0501m000)

品目 - 一般 (tcibd0101s000) セッションで、品目ごとのペグパラメータを指定します。プロジェクトペグの継承チェックボックスおよび必須プロジェクトペグチェックボックスのいずれかまたは両方をオンにします。

原価ペグ配分

原価ペグ配分は次の LN パッケージにおいて使用されます。