有効化構成と製造オーダの完了有効化コードが指定された品目が販売オーダラインに含まれている場合、企業計画ではこれらの品目を製造するための製造オーダを生成できます。次に、LN では、すべての有効化コードに対応する配分ラインを伴なうオーダ内訳も生成されます。配分ラインでは、有効化コードに対する品目数量が指定されます。オーダ内訳は、オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションで表示およびメンテナンスできます。 オーダ内訳が指定された製造オーダの場合、オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションを使用して、製造オーダを完了済として報告することができます。オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションは完了オーダのレポート (tisfc0120s000) セッションから開始できます。配分ラインの数量は、各配分ラインについて個別に完了済として報告する必要があります。
例
製造オーダ HA1000299 には 3 つの配分ラインがあり、それぞれ有効化コード 95、96、および 97 に対応しています。各配分ラインのオーダ数量は 4 個です。合計オーダ数量は 12 個です。 6 個を完了済として報告する必要があり、そのうち 2 個は有効化コード 95、1 個は有効化コード 96、3 個は有効化コード 97 に対応しているとします。次の手順を実行します。
簡単な製造オーダの完了 上記の手順は、オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションで配分ラインを個別に処理しなければならないため、非常に時間がかかります。しかし多くの場合、オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションをスキップして、完了オーダのレポート (tisfc0120s000) セッションで製造オーダを完了済として直接報告できます。これは、次の条件に当てはまる場合に適用されます。
上記の条件が当てはまる場合に、完了オーダのレポート (tisfc0120s000) セッションの納入予定数量フィールドに適用可能な数量を入力しても、オーダ内訳に関して数量を分割する必要があることを示すメッセージは表示されません。したがって、オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションをスキップできます。この結果、オーダ内訳を伴う製造オーダを完了することが、オーダ内訳を伴わないオーダの完了と同じく簡単になります。 ロット管理 ロット管理されている製造品目の製造オーダにオーダ内訳が伴う場合、オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションですべての配分ラインについてロットコードを入力する必要があります。オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションをスキップするなどの理由によりロットコードを入力しない場合は、在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの有効化コードのロットを自動で生成チェックボックスがオンならば、ロットコードが自動的に生成されます。生成されるロットコードは有効化コードと同一です。
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