販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
- 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
- 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
- 受渡条件
- 関連する出荷先取引先および請求先取引先
販売先取引先 (tccom4110s000)セッションの目的: 販売先取引先を表示、入力、およびメンテナンスします。 このセッションは、次の方法で開始できます。
ライン
販売先取引先 一般的には顧客の購買部署。つまり、企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者を意味します。 販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
一般 一般 住所 販売先取引先の住所
住所ライン 1 住所の最初の部分。デフォルト値は、住所 (tccom4130s000) セッションの住所ライン 1 フィールドから取得されます。 住所ライン 2 住所の 2 番目の部分。デフォルト値は、住所 (tccom4130s000) セッションの住所ライン 2 フィールドから取得されます。 住所ライン 3 住所の 3 番目の部分。デフォルト値は、住所 (tccom4130s000) セッションの住所ライン 3 フィールドから取得されます。 住所ライン 4 住所の 4 番目の部分。デフォルト値は、住所 (tccom4130s000) セッションの住所ライン 4 フィールドから取得されます。 住所ライン 5 住所の 5 番目の部分。デフォルト値は、住所 (tccom4130s000) セッションの住所ライン 5 フィールドから取得されます。 住所ライン 6 住所の 6 番目の部分。デフォルト値は、住所 (tccom4130s000) セッションの住所ライン 6 フィールドから取得されます。 勤務先電話 事業住所のファックス番号
注意
完全な勤務先電話番号が指定されている場合、国 (tcmcs0110s000) セッションの電話番号データグループボックスのフィールド値に基づき、勤務先電話番号詳細 (販売先取引先) (tccom4110s200) セッションでこの完全な番号が自動的に分割されます。詳細ボタンをクリックすると、このセッションが開始されます。 第 1 窓口 取引先の第 1 窓口
注意
このフィールドに値を入力すると、契約別取引先役割 (tccom4546m000) セッションでも販売先取引先がその窓口にリンクされます。 第 1 窓口 窓口の氏名 テキスト テキスト このフィールドを使用して、販売先取引先に関するテキストを入力します。 状況 取引先の状況 取引先に対して実行するアクションを示します。 この状況は、有効、無効、または見込客のいずれかです。 たとえば、状況が見込客の取引先に対しては販売オーダを入力できません。また、状況が無効の取引先に対しては製品を出荷できません。 取引先に未決済販売オーダあるいは未決済請求書がある場合は、状況を有効から見込客に変更できません。 指定可能な値 開始 この状況が有効になる日付と時間 このフィールドに入力しない場合、状況は直ちに有効になります。 終了 取引先の状況の有効期日と時間 このフィールドに入力しない場合、状況は続行されます。 ユーザ 作成者 販売先取引先を定義したユーザ 作成日 取引先データ、取引先役割データ、または取引先住所データが作成された日付 最終修正者 取引先データ、取引先役割データ、または取引先住所データを最後に修正したユーザ 最終修正日 取引先データの日付、取引先役割データ、および取引先住所のデータは最終修正済です。 詳細 詳細 言語 販売先取引先宛の文書に使用される言語。この言語を用いた文書が使用できない場合は、会社の言語を用いた文書が使用されます。 取引先シグナル ここでシグナルを選択しておくと、LN セッションで取引先コードを入力する際にシグナルメッセージが表示されます。 取引先タイプ 類似の特徴 (EU の加盟国や特定の関税規則の対象など) を持つ取引先をグループ化する方法
注意
取引先タイプは、取引先役割または財務取引先グループと同じではありません。 統計更新の取引先
LN によってオーダ管理の統計が現在の取引先の取引で更新される取引先 たとえば、親取引先を入力できます。このフィールドが空の場合、LN では、現在の取引先の統計が更新されます。 カレンダー 取引先のカレンダー
対処時間 取引先との間で合意された対処時間
サービスでは、対処時間フィールドおよび優先順位フィールドのデータを使用して、取引先のコールの緊急性が計算されます。 優先順位 取引先に割り当てられたサービスの優先順位 サービスでは、対処時間フィールドおよび優先順位フィールドのデータを使用して、取引先のコールの緊急性が計算されます。
注意
出荷タブで販売管理および倉庫管理の優先順位を指定します。 ファックス番号 事業住所での取引先のファックス番号
注意
完全なファックス番号が指定されている場合、国 (tcmcs0110s000) セッションの電話番号データグループボックスのフィールド値に基づき、ファックス番号詳細 (販売先取引先) (tccom4110s300) セッションでこの完全な番号が自動的に分割されます。詳細ボタンをクリックすると、このセッションが開始されます。 企業情報 地域 販売先取引先が設立されている地域
販売地域 販売先取引先がリンクされている販売地域
業種 販売先取引先の業種。販売統計のソート基準として使用されます。 従業員数 取引先に勤務している従業員の数 歳入 販売先取引先の年間収益
歳入 歳入の単位として使用される通貨
業種コード 政府当局が規定したコードリストに基づく業種別に取引先が分類されるコード。 このコードを使用すると、担当地域の管理とキャンペーンのために顧客を分類することができます。 業種コードシステムの例として、SIC (標準産業分類) や NAICS (北米産業分類システム) があります。 所有権 所有権の定義 (個人、公共、投資会社など) 評価 販売先取引先に与えられた評価 価格設定 価格設定 レート換算基準
LN において取引通貨から各国通貨および報告通貨への換算に用いる為替レートの決定方法 販売価格リスト 価格または値引あるいはその両方の合意を取引先へリンクするために用いる
価格リスト
上限マージン 下限マージン 価格 / 値引の取引先 価格および値引の適用対象となる取引先。ここで選択する取引先との間で合意された条件に基づき、販売先取引先の販売オーダに対して価格と値引を設定します。 このフィールドに入力しない場合、販売オーダに対して指定された販売先取引先との間で合意された価格と値引を使用します。
注意
この取引先は、このセッションで定義された販売先取引先と同じ親取引先を持っていなければなりません。 追加コストの計算
このチェックボックスがオンの場合、販売先取引先の追加コストを計算できます。 追加コストを計算 販売先取引先に対する販売オーダ手続きまたは出荷手続きの際に追加コストを計算するかどうかを指定します。
注意
出荷は、在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションで出荷の追加コストを計算チェックボックスをオンにした場合にのみ選択できます。 指定可能な値 販売促進 販売促進に対応
このチェックボックスがオンの場合、取引先は販売促進の対象として適格です。 販促 (tdpcg0140m000) セッションで、販売促進を定義できます。 販売促進を自動適用チェックボックスがオンの場合、販売促進が自動的に適用されます。 販売促進を自動適用
このチェックボックスがオンの場合、
販売促進に対応チェックボックスをオンにすると、販売オーダ販促データリンク (tdsls4536m000) セッションで販売促進が販売先取引先に自動的に適用されます。 販売 販売オフィス 販売先取引先への販売を担当する販売オフィス
注意
取引先が別の販売オフィスにオーダを依頼すると、LN から警告が出されます。 内部販売担当 販売先取引先との窓口を担当する会社の従業員 外部販売担当者 販売先取引先を主に訪問する会社の従業員 販売オーダタイプ
販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションのデフォルトの販売オーダタイプ
このフィールドを未入力のままにすると、LN により、販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000) セッションからデフォルトのオーダタイプが取得されます。 弊社発注先番号 取引先が自社に適用する ID またはコード リストグループ この取引先にリスト品目を販売するときに、リスト品目構成要素の検索に使用されるリストグループ 代替リストグループを使用
このチェックボックスがオンの場合、販売先取引先用の販売オーダラインを登録する際に、その取引先にリンクされているリストグループとその他のリストグループからリスト品目を選択できます。 チャネル 取引先に割り当てられたチャネル。このチャネルによって、取引先向け商品の有効在庫数量が決定されます。 EDI オーダ変更の対応 オーダ変更の際に取引先に送られる電子データ交換 (EDI) メッセージのタイプ ネットワーク別取引先 EDI データ (ecedi0528m000) セッションで EDI の設定をしなかった取引先に対しては、適用なしを選択します。 例外別の確認 このチェックボックスがオンの場合、販売承認コードを割り当てる新規および変更済の販売オーダラインだけが販売オーダ承認に出力されます。 これにより、販売オーダラインに加えられた変更のうちのどれを販売オーダ承認に出力するかを管理できます。特別な場合にのみ、販売オーダ承認の出力に販売先取引先を含めることができます。たとえば、納期、品目あるいは価格を変更した場合です。 このチェックボックスをオフにすると、承認コードに関係なく、すべてのオーダラインが販売オーダ承認に出力されます。 確認の使用
このチェックボックスがオンの場合、発注先による販売数量の確認が必要です。そのため、販売オーダの承認または販売スケジュールの倉庫管理への発行前に、オーダ確認日の入力が必要です。
注意
このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで確認の使用 (販売) チェックボックスがオンに設定されている場合にのみ、表示されます。 自己請求
このチェックボックスがオンの場合、
自己請求が取引先に適用されます。 出荷 出荷規則 販売先取引先に対するデフォルトの出荷制約。販売オーダラインを入力する場合には、この値を使用することも、別の出荷制約を入力することもできます。 指定可能な値 顧客優先順位 販売先取引先への出荷の優先順位。優先順位は、販売管理および倉庫管理で使用されます。 小さい数字ほど優先順位が高くなります。大きい数字ほど優先順位が低くなります。 受渡条件 取引先との間で合意された受渡条件
権利移動地点 取引先用に使用されるデフォルトの権利移動地点
出荷先の取引先 販売先取引先に供給される商品の納入先となるデフォルトの出荷先取引先
スケジュール数量タイプ 発注先に通知される数量タイプ 販売スケジュール発行の自動処理 このチェックボックスがオフの場合、販売発行を、販売発行の処理 (tdsls3208m000) セッションで販売スケジュールに変換する必要があります。販売発行は、販売スケジュールに変換される前に更新できます。 複数代替品目の出荷可能
このチェックボックスがオンの場合、販売先取引先はオーダ済品目および代替品目を 1 回の出荷で受領します。 たとえば、オーダ済品目の供給可能数量が不十分な場合は、供給可能数量のオーダ済品目のほかに、オーダ数量を満たすのに必要な追加数量の代替品目も出荷内容に含めることができます。
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