請求書の訂正

請求書の金額を訂正する必要がある場合は、請求内の構成済請求書の構成を元に戻すことができます。関連する作業管理パッケージ内で、該当の請求書に関するオーダラインのデータ (価格、割引率、金額など) を変更できます。変更後のデータを保存すると、そのデータは請求に自動転送されます。そのあとで請求データを再処理することができます。

注意

借方票や貸方票など、直接処理を適用している請求書については訂正できません。詳細については、請求書の直接処理を参照してください。

請求書を訂正するには
ステップ 1. 請求書の構成の取消

請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000) セッションで、請求要求または請求要求セットを選択します。

次のチェックボックスのいずれか 1 つをオンにします。

  • 分解

    続行をクリックすると、LN は次の処理を実行します。

    • 請求から請求書を削除
    • 請求データラインの状況を保留に設定
    • 請求要求の状況を保留に設定
    この機能を使用すると、たとえば、請求要求の選択範囲や請求要求の追加設定を変更してからその請求要求を再処理することができます。
  • 分解および削除

    続行をクリックすると、LN は次の処理を実行します。

    • 生成済の請求書を請求から削除
    • プロジェクト請求書データとサービス契約請求書データを請求から削除
    • その他の種類のオーダに対する請求データラインの状況を保留に設定
    • 請求要求の状況を保留に設定
ステップ 2. 請求書の選択の訂正

請求要求の選択範囲や請求要求の追加設定を変更するには、次のステップを実行します。

  1. 請求要求 (cisli2100m000) セッションで、請求要求を開いて必要な変更を加えます。
  2. オーダデータの一括確認 (cisli2219m000) セッションなどを使用して、状況が保留に設定されている請求データを確認します。
  3. 請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000) セッションを開始し、請求要求を再処理します。
ステップ 3. 請求データの訂正

請求データを変更するには、次の処理を行います。

  • 対応する 「作業管理」 パッケージで請求データを訂正します。
  • プロジェクトおよびサービス契約以外の種類のオーダに関する請求データは、請求内に保存されています。これらのオーダラインを請求に再発行する必要はありません。販売、プロジェクト、またはサービス内の該当するセッションで新しいデータを保存する場合は、請求の請求データが自動的に更新され、状況が確認済に設定されます。
  • プロジェクトの請求書またはサービス契約の請求書について分解および削除を実行した場合、請求内の請求データは消去されます。したがって、プロジェクト または サービス に関する適切なセッションを使用してデータを変更してから、そのデータを請求に発行しなおす必要があります。
  • 請求では、次の請求データ - ラインセッションを使用すると特定のデータを変更できます。

    • リベート請求書データ - ライン (cisli2595m000)
      リベートの金額を訂正できます。
    • 利息請求書データ (cisli2110s000)

      次のデータを変更できます。

      • 回収先取引先
      • オリジナル回収先取引先
      • 請求書送付方法
      • 税金コード
      • 請求書番号
      • 回収方法
      • 支払条件
      • 延滞金利
    • マニュアル販売請求書データ - ライン (cisli2525m000)
      リベートの金額を訂正できます。
  • オーダデータの一括確認 (cisli2219m000) セッションなどを使用して、状況が保留に設定されている請求データを確認します。
  • 請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000) セッションを開始し、請求要求を再処理します。

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