日次締め処理
日次締め処理 (EOD) を実行すると、営業日は終了し、ホテル営業日は新しい日付に変更されます。日次締め処理は、実際の時刻には直接的な関係がないのでいつでも実行できます。
[日次締め処理] ページは、日次締め処理を構成する処理のリストを表示します。すべての [有効な] ユーザ定義の追加日次締め処理も、システムによって実行されます。追加のプロセスは、リストに追加された順に実行されます。それぞれの追加処理は、次の処理を開始する前に完了させる必要があります。追加の処理は、画面上で EOD プロセスの主要セットの後に一覧表示する必要があります。
注:
- 日次締め処理を 1 日に複数回実行しないでください。
- [ホテル営業日] は日次締め処理が完了する前にのみ更新されます。
注意:
日次締め処理を 1 日に複数回実行しないでください。
日次締め処理を実施するには:
- [管理] > [日次処理] > [日次締め処理] を選択します。
- [開始] をクリックします。日次締め処理は、リストの最初の品目を実行することで開始されます。
- EOD 処理を開始するには、[NEWEOD] (インストールパラメータ) を YES に設定します。
-
日次締め処理を実施すると、以下の情報が表示されます。
- 表示日
- 日次締め処理の詳細を表示したい日付を指定します。日付は過去の日付にする必要があります。
- 状況
- 全体的な日次締め処理の状況です。状況は次を表示できます。
- その日付/開始時間で現在実行中の処理
- EOD 処理全体が完了した日時が示された [完了] 状況の処理
- EOD 処理全体が完了した日時と、エラーが発生した 1 つ以上の処理を示す、[エラーで完了] 状況の処理
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失敗の日時が示された、[失敗] 状況の処理
- 処理
- 日次締め処理をともに構成するプロセスのリストです。リスト内のプロセスは順に実行されます。主要な EOD 処理は、ユーザ定義の処理が実行される前に実行されます。
- 状況
- 各処理の状況です。
- 結果
- 処理の結果です。
- 最終完了済実行
- 日次締め処理が正常に完了したときの日時です。
- コミッション
- アプリケーションは、利用者予約に対して [コミッション可能収益] と [コミッション可能額] を、既存のコミッション可能一次予約代理店とともに表示します。EOD 処理の終わりの、コミッション可能とみなされる利用者滞在記録です。
日次締め処理が致命的エラーを検出した場合、エラーが発生した処理の名前が表示されます。EOD 処理を開始する前に、エラーログを表示して、致命的エラーの原因を解決する必要があります。EOD 処理は失敗したポイントから再開されます。
以下の識別子を役立てることで、致命的エラーの原因となった記録を見つけることができます。
日次締め処理 ID 無断不泊 PMS 確認番号 出発予定の利用者 PMS 確認番号 「グループブロック」を解除 グループ予約参照番号 非課税 PMS 確認番号 1 日の終わりの料金を自動転記 PMS 確認番号 1 日の終わりに料金を自動転記、パート2 PMS 確認番号 (EOD がマルチプロセッシング用に構成されている場合にのみ組み込み) リース転記 口座 クレジットカード残高振替 売掛金口座 直接請求振替 PMS 確認番号 客室業務部屋状況 部屋番号 ホテル営業日繰越 プロパティ 利用者値 プロファイル ID 延滞部屋メンテナンス/手動部屋保留 作業オーダー ID/手動保留順序番号 1 日の始まりの料金を自動転記 PMS 確認番号 1 日の始まりに料金を自動転記、パート 2 PMS 確認番号 (EOD がマルチプロセッシング用に構成されている場合にのみ組み込み) コミッション PMS 確認番号 卸売業者 グループ予約参照番号 トレース グループ予約参照番号/売掛金勘定口座番号 口座残高 PMS 確認番号 注: [出発予定の利用者] プロセスは、割り当てられた客室の在庫終了日に応じて異なります。部屋が空室でない場合、利用者出発日は延長できません。