税グループへの処理コードの追加

[税グループ] ページの [処理コード] タブを使用して処理コードを税グループコードにリンクします。またこのページを使用して各「処理コード」のための税算出の基準を指定できます。

注: 
  • 税グループに処理コードを追加する前に、税グループを追加する必要があります。
  • 税グループには一度だけ処理コードを追加できます。
  • 税グループに追加された処理コードを削除するには、処理コードを選択して [記録を削除] をクリックします。

税グループに処理コードを追加するには:

  1. [管理] > [プロパティ] > [] > [税グループ] の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、処理コードを追加したい税グループをダブルクリックします。
  3. [処理コード] タブをクリックします。
  4. [記録を追加] をクリックします。
  5. [処理コード詳細] セクションで、次の情報を指定します。
    処理コード
    処理コードを指定します。システムがコード詳細を追加します。
    課税基準
    税算出の課税標準を指定します。次のオプションのどれかを選択します。
    • [大人]: 税は、「プロパティ」を利用している、「大人」に分類されている利用者の数に基づいて算出されます。このオプションを指定すると、[税額] フィールドが有効になります。

      [転記タイプ] を [追加情報] として指定したときのみ、このオプションを使用できます。

    • [金額]: 税は「利用者口座」に請求される金額に基づいて算出されます。
    • []: 税はプロパティを利用している子供の数に基づいて算出されます。

      [転記タイプ] を [追加情報] として指定したときのみ、このオプションを使用できます。

    • [子供カテゴリ (1 ~ 6)]: 税は選択した子供カテゴリに基づいて算出されます。[レートと販売] > [価格] > [子供カテゴリ] が無効に設定されている場合、このオプションは表示されません。
    • [総合]: 税は利用者口座に請求されるその他の税に基づいて算出されます。総合課税 (課税後に課税) として知られています。複合のため [オプション 1] と [オプション 2] フィールド内の税を 2 つまで指定できます。

      [転記タイプ] を [追加情報] として指定したときのみ、このオプションを使用できます。税グループの [記録ビュー] タブの [税込を生成を有効化] チェックボックスを選択した場合のみ、[転記タイプ] を [包括] として指定可能です。

    • [複合]: [オプション 1] フィールドで値を指定する必要があります。
    • [より大きい]: 税は [代替課税基準] フィールドで指定したレートか部屋に請求されている金額のどちらか高い方に基づいて算出されます。

      [転記タイプ] を [追加情報] として指定したときのみ、このオプションを使用できます。税率を指定する必要があります。

    • [利用者]: 税はプロパティを利用している利用者の数に基づいて算出されます。このオプションを指定すると、[税額] フィールドが有効になります。

      [転記タイプ] を [追加情報] として指定したときのみ、このオプションを使用できます。

    • [前の正味]: 税は利用者口座に請求された以前の純収益額に基づいて算出されます。税率を指定する必要があります。

      [転記タイプ] を [包括] として指定し、さらに [税込基準] を [正味価格] に設定したときのみこのオプションを使用できます。

    • [部屋]: 税は部屋を利用している利用者の数や個別のフォリオとは無関係に主要口座に基づいて算出されます。

      [転記タイプ] を [追加情報] として指定したときのみ、このオプションを使用できます。

    • [小計]: 税は前の税額を含めた、確認時点までの利用者口座に請求される金額に基づいて算出されます。税率を指定する必要があります。

      [転記タイプ] を [追加情報] として指定したときのみ、このオプションを使用できます。

    税額
    税として徴収する必要のある定額を指定します。[課税基準] フィールドで次のオプションの 1 つを選択すると、税額が指定できます。
    • [大人]
    • []
    • 子供カテゴリ (1 ~ 6)
    • [部屋]
    • [利用者]
    税率

    税として徴収する必要のある割合を指定します。

    転記タイプ
    利用者口座に税処理をどう転記するかを指定します。次のオプションのどちらかを選択します。
    • [追加]: 税額はオリジナルの「転記」への追加として転記されます。利用者口座は元の転記と、すべての追加の税額転記を表示します。
    • [包括]: 税額はシステムによってシステム内で税を転記します。利用者口座は、請求された総額を表示し、システム内で転記された税額も含みます。このオプションを選択すると、[税込基準] と [税込オフセット] フィールドが有効になります。
    注: 
    • [記録ビュー] タブの [税込を生成を有効化] を選択すると、[転記タイプ] を [包括] に設定する必要があり、[税込オフセット] を指定する必要があります。

    • [転記タイプ] が [追加情報] である品目の前に、[転記タイプ] を [包括] である品目を構成する必要があります。
    税込基準
    税の算出の基準となる値を指定します。以下は使用可能なオプションです。
    • [総額]: 税はレート額と他の料金に基づいて算出されます。
    • [正味価格]: 税はレート額のみに基づいて算出されます。

    税グループの [記録ビュー] タブの [税込を生成を有効化] フィールドを選択すると、このフィールドは無効になります。

    最小値

    税として徴収する必要のある最小金額を指定します。指定の最小金額が、指定した割合を基に計算された金額より大きい場合、税算出にはこの最低金額が使用されます。

    注: 
    • 金額を指定すると、[条件基準詳細] セクションの [条件基準] が無効になります。
    • [条件基準詳細] セクションの [条件基準] で金額を指定すると、このフィールドが無効になります。
    • 税グループの [記録ビュー] タブの [税込を生成を有効化] フィールドを選択すると、このフィールドは無効になります。

    代替課税基準
    レートプラン」を指定します。税はレートプランか部屋に請求されている金額のどちらか高い方に基づいて算出されます。

    [課税基準] フィールド内の [より大きい] オプションを選択したとき、このフィールドが有効になります。

    税込として付加計算
    このチェックボックスを選択すると、税込金額を算出するための法定税率を指定できます。このチェックボックスを使用するには、以下の条件が満たされている必要があります。
    • [税込として付加計算] が付加税に許可されていない
    • [税込として付加計算] はパーセント基準の内税以外は使用不可
    • [税込として付加計算] は必ず [税込として付加計算] が選択されていない記録の後
    付加として転記
    このチェックボックスを選択すると、付加税のみを転記できます。[付加として転記] は内税として計算された税額を追加し、付加税としてフォリオに転記するために使用します。通常は追加とされるレートの場合で、[税込として付加計算] のように見積済みのレートを税込みにする必要がある場合、税額はフォリオに付加税として転記されます。このチェックボックスを使用するには、以下の条件が満たされている必要があります。
    • 付加税には [付加として転記] が必要です。
    • 税込に [付加として転記] が可能です。
    • [複合] 税では [付加として転記] は不可です。
    • [付加として転記] チェックボックスは複合税の [オプション 1] または [オプション 2] で選択する必要があります。
    請求書で統合
    このチェックボックスを選択した場合は、フォリオの付加税が税請求の基本料金に組み込まれます。 [付加として転記] を事実上元に戻します。このチェックボックスを使用するには、以下の条件が満たされている必要があります。
    • [請求書で統合] は [追加] 課税基準上で可能です。
    • [請求書で統合] は [付加として転記] オプションで可能です。
    • [請求書で統合] は [付加として転記] ではない内税転記では不可となります。
    • [複合] 課税基準では [請求書で統合] は不可となります。
    複合額に追加
    このチェックボックスを選択すると、法定税率に複合税が含まれていない場合、税込金額を含むレートではなく、法定税率を指定できます。このチェックボックスを使用するには、以下の条件が満たされている必要があります。
    • [複合額への追加] は複合課税基準にのみ許可されています。
    オプション 1
    複合税 (課税後の課税) の算出に使用する値を指定します。税は「利用者口座」に請求されるその他の税に基づいて算出されます。

    [課税基準] フィールド内の [総合] オプションを選択したとき、このフィールドが有効になります。

    オプション 2
    複合税 (課税後の課税) の算出に使用する値を指定します。税は利用者口座に請求されるその他の税に基づいて算出されます。

    [課税基準] フィールド内の [総合] オプションを選択したとき、このフィールドが有効になります。

    比率により金額を調整
    チェックボックスを選択して、異なる税率に合わせて金額を分割します。このチェックボックスを選択すると、[調整比率] フィールドが有効になります。
    調整比率
    チェックボックスを選択して、異なる税率に合わせて金額を分割する基準となる割合を指定します。

    このフィールドは、[課税基準] フィールド内の [金額]、[総合]、[複合]、[前の正味]、または [小計] オプションを選択したときに有効になります。

    査定により金額を調整
    チェックボックスを選択し、査定で金額を調整します。このチェックボックスを選択すると、処理コードは [査定調整コード] フィールドで指定したコードが必要になります。

    このフィールドは、[課税基準] フィールド内の [金額]、[総合]、[複合]、[前の正味]、または [小計] オプションを選択したとき、または [条件基準] フィールドで [査定限度] を選択したときに有効になります。

    部屋数を使用
    このチェックボックスを使用し、部屋タイプの部屋数で税額を算出します。
    VAT としてレポート
    チェックボックスを選択し、この条件基準の税金は VAT としてレポートされることを示します。「日付範囲による税構成について」を参照してください。このチェックボックスは、TAXINV プロパティパラメータが [はい] に設定されている場合にのみ有効です。
    税込オフセット
    税込オフセット処理コードを指定します。システムがコード詳細を追加します。このコードは処理コードと同じにすることはできません。

    税グループの [記録ビュータブ] の [税込を生成を有効化] フィールドを選択したとき、または、[課税基準] フィールドの [複合] オプションを選択したときにこのフィールドが有効になります。

    オフセット処理コード
    オフセット」 処理コードを指定します。
    注: [リース税処理コード] が指定されている場合、このアプリケーションは税をオフセットしません。
    リース税処理コード
    異なる処理コードを持つリースの税をまとめるために使用するコードを指定します。
    注: 
    • [リース税処理コード] は [処理コード] と同じ [収益タイプ] にする必要があります。
    • このコードは [処理コード] と同じにすることはできません。
    リース認識済税オフセット
    認識されている税をオフセットするのに使用するコードを指定します。このコードはリース税がまとめられるときに使用します。
    • このコードは [税込] にのみ適用可能です。
    • このフィールドは、[リース税処理コード] を指定しているときのみ有効です。
    リース未認識税オフセット
    認識されていない税をオフセットするのに使用するコードを指定します。このコードはリース税がまとめられるときに使用します。
    • このコードは [税込] にのみ適用可能です。
    • このフィールドは、[リース税処理コード] を指定しているときのみ有効です。
    • [リース未認識税オフセット] は、[処理コード] と同じ [収益タイプ] にする必要があります。
  6. オプションで [条件基準詳細] セクションで、以下の情報を指定します。
    条件基準
    税を算出する条件基準を指定します。このフィールドを使用して、税の算出の基準となる追加条件を指定します。以下は使用可能なオプションです。
    • [大人]: 税は、プロパティを利用している、「大人」に分類されている利用者の数に基づいて算出されます。
    • []: 税はプロパティを利用している子供の数に基づいて算出されます。このオプションを指定すると、[税額] フィールドが有効になります。

      [転記タイプ] を [追加情報] として指定したときのみ、このオプションを使用できます。

    • [子供カテゴリ (1 ~ 6)]: 税は選択した子供カテゴリに基づいて算出されます。
    • [金額]: 税は利用者口座に請求される金額に基づいて算出されます。
    • [金額制限]: 金額が指定された金額制限の最大値よりも少ない場合は、税は利用者口座に請求される金額に基づいて算出されます。金額制限の最大値に達すると、課税されません。[条件演算子] が [より大きい] に設定されます。
    • [日数]: 税額は、利用者がプロパティを利用する日数に基づいて算出します。指定した日数の最大値に達すると、課税されません。
    • [利用者]: 税はプロパティを利用している利用者の数に基づいて算出されます。
    • [査定限度]: 部屋代が査定額よりも低い場合、査定は部屋手数料額が上限となります。システムは全額を免税で転記しませんが、課税に最小額を適用します。この最小額は部屋または部屋タイプレベルの [部屋手数料額] フィールドに定義されています。残りの査定が [賃貸]、[サービス]、[メンテナンス] に使用する場合は、このオプションを使用してはいけません ( [リース構成] ページで査定順フィールドが定義されます)。
    条件演算子
    税の算出の基準となる条件演算子を指定します。以下の値のどれか 1 つを選択します。
    • [>]: [条件基準] フィールド内で選択する値が [条件] フィールドで指定する数値未満
    • [<=]: [条件基準] フィールド内で選択する値が [条件] フィールドで指定する数値以下
    • [>]: [条件基準] フィールド内で選択する値が [条件フィールド] で指定する数値よりも大きい
    • [>=]: [条件基準] フィールド内で選択する値が [条件フィールド] で指定する数値以上
    条件
    大人、子供、プロパティに滞在している利用者の数や、通貨額、利用者がプロパティに滞在する日数です。
    条件税額
    利用者口座に請求する必要がある税額を指定します。
    条件税最小額
    利用者口座に請求する必要がある最小税額を指定します。[条件税額] フィールドの金額が、このフィールドで指定する金額未満の場合、最小税額を「利用者口座」に請求します。

    税グループの [記録ビュー] タブの [税込を生成を有効化] チェックボックスを選択すると、このフィールドは無効になります。

    非課税理由
    非課税理由を指定します。
    調整
    チェックボックスを選択して、「処理コード」が口座にすでに転記されている料金を調整または無効にするために使用されることを示します。[条件基準詳細] フィールドで値を指定した場合のみ、このフィールドが有効になります。

    このチェックボックスを選択すると、[調整コード] フィールドが有効になります。

    調整コード
    調整コードを指定します。

    [調整] チェックボックスを選択すると、このフィールドが有効になります。

  7. [保存] をクリックします。