部屋タイプの作成

部屋タイプ詳細、画像、さまざまな部屋タイプの販売メモを追加する部屋タイプを作成します。部屋タイプの作成は、「プロパティ」構成処理の最も重要な部分です。

[部屋タイプのメンテナンス] ページ機能は 2 つのモードがあります。1 階層と複数階層です。1 階層モードでは、部屋タイプと部屋カテゴリは同等です。複数階層モードでは、同一の部屋タイプカテゴリに複数の部屋タイプを定義できます。

部屋タイプを作成するには:

  1. [管理] > [プロパティ] > [部屋] > [部屋タイプ] の順に選択します。
  2. [新しい記録] をクリックして、次の情報を指定します。
    部屋タイプカテゴリ
    新しい部屋タイプの部屋タイプカテゴリを選択します。部屋タイプカテゴリのメンテナンスは、 [部屋タイプカテゴリメンテナンス] ページで行われます。最初のフィールドには部屋タイプカテゴリコードが記入され、2 番目のフィールドには部屋タイプカテゴリ名が記入されます。
    部屋タイプ名
    最初のフィールドに部屋タイプのコードを指定します。2 つ目のフィールドに部屋タイプ名を指定します。
    詳細
    部屋タイプの詳細を指定します。
    プロパティ
    デフォルトのプロパティコードです。
    状況
    構成済プロパティ内のホテルの状況です。

    デフォルトでは、ホテルが「営業中」になるまでこれは [無効] に設定されます。

    ビル
    プロパティとビルの詳細を表示する際の基準となるビルコードタイプです。
    注: 
    • レポートは [部屋タイプ] レベルで定義したビルに基づいて分類します。
    • 部屋にビルを割り建てていない場合、レポートには「ビルなし」と表示されます。
    • ビルなしで割り当てられた部屋には、「ビルなし」というテキストが表示されるレポートがあります。
    • ビルに関連する部屋番号の予約の収益関連データは、レポートに記入されます。ただし、ビルに関連付けられていない部屋番号のデータは *** と表示されます。
    • [ユニットタイプ] が [スイート] に設定される部屋タイプは、バーチャルビルにリンクすることはできません。
    ビルに関連付けられた棟コードです。
    フロア
    ビルに関連付けられたフロアコードです。
    バーチャル
    このチェックボックスが選択されている場合、ビルはホテルの敷地内にありません。
    注: 
    • デフォルトでは、このチェックボックスが選択されていて、[ビル] フィールドが [バーチャルのビル] に設定されると無効になります。この値は変更できません。
    • このチェックボックスを選択すると、次のフィールドは空欄になり、無効になります。
      • []
      • [フロア]
  3. 画面でビル、棟、フロアのロケーションを選択します。
  4. [操作] > [販売優先] をクリックして、販売優先タイプを変更するための部屋タイプを選択します。
  5. [操作] > [画像更新] をクリックして、定義された部屋タイプの画像を設定します。
  6. [部屋タイプ詳細] セクションで、以下の情報を指定します。
    在庫件数

    オプションで、部屋タイプの空室数を指定します。[在庫件数] は、「プロパティ」のそのホテル営業日での空室数に基づいて自動的に入力されます。

    税計算件数
    システムに数字 0 ~ 9 を指定し、計算税のカウントに使用します。
    交替タイプ
    部屋タイプの交替タイプを指定します。オプションは [所有者] または [損傷] です。「部屋交替について」を参照してください。
    ユニットタイプ
    部屋タイプのユニットタイプを選択します。ユニットタイプは、 [グローバルコードメンテナンス] 画面で RMUNTY コードに対して定義されます。
    注: 
    • フィールドが [スイート] に設定されている場合、[ユニットタイプ] は [部屋] に変更できません。
    • 部屋が [有効] で使用中の場合、スイート構成は変更できません。
    • フィールドが [スイート] に設定されており部屋が [無効] の場合、確認時にスイート構成はリセットされます。
    ベッドタイプ
    部屋タイプのベッドタイプを選択します。ベッドタイプは、 [グローバルコードメンテナンス] ページで BEDTP コードとして定義されます。
    最小利用者数
    部屋タイプでの利用者の最小人数を選択します。
    最大利用者数
    部屋タイプでの利用者の最大数を選択します。
    低レート制限
    部屋タイプの低レート制限を指定します。ホテルの部屋のレートは毎日変わります。低レート制限は、特定のホテル営業日にその部屋タイプを貸してもよい最低金額です。
    高レート制限
    部屋タイプの高レート制限を指定します。ホテルの部屋のレートは毎日変わります。高レート制限は、同じホテル営業日にその部屋タイプを貸してもよい最高金額です。
    部屋指定なし (ROH)
    このチェックボックスが選択されている場合、部屋は ROH タイプであり、追加の部屋予約と予約の確認ができます。
    注: このチェックボックスを選択すると、[部屋構成] 画面の部屋 ROH タイプを構成できません。
    動的価格を適用
    部屋タイプの動的価格を適用するために選択します。動的価格設定を使用するレートは、指定した調整額または指定した調整率に基づいて、指定した日付の上または下に自動的に調整されます。
    収益を得られる
    このチェックボックスを選択すると、定義されたしきい値よりもレート値が低い場合、収益管理の部屋タイプが表示されなくなります
    注: この機能は HMS で収益管理にサポートがある場合のみ利用可能です。
    キャスター付きベッド可
    折畳式移動ベッドが部屋タイプに許可されていることを示すために選択します。
    ベビーベッド可
    ベビーベッドが部屋タイプに許可されていることを示すために選択します。
    CRS での表示
    このチェックボックスを選択すると HMS のレート画面と空き状況画面のすべてに部屋タイプが表示されます。
    注: 
    • このチェックボックスをクリアすると、部屋は「中央予約システム」に表示されません。
    • このフィールドはデフォルトで選択されています。
    収益を得られる
    このチェックボックスを選択すると、この部屋タイプに行われた予約が考慮されます。
    注: 
    • このチェックボックスをクリアすると、この部屋タイプの予約では、提供日にもっと高いレートで売られても拒否できません。
    • デフォルトでは、このフィールドは選択されていません。
    賃貸料金
    デフォルトでは、チェックされています。部屋を「中央予約システム」に表示しない場合は選択解除します。
    メンテナンス料金
    デフォルトでは、チェックされています。部屋を「中央予約システム」に表示しない場合は選択解除します。
    サービス料金
    デフォルトでは、チェックされています。部屋を「中央予約システム」に表示しない場合は選択解除します。
    大人最小人数
    部屋タイプでの大人利用者の最小人数です。
    大人最大人数
    部屋タイプでの大人利用者の最大人数です。
    子供最大人数
    部屋タイプでの子供利用者の最大人数です。
    最大オーバーブッキング件数
    オーバーブッキングの最大整数値です。
    注: この値はオーバーブッキング設定よりも高くする必要があります。フィールドがオーバーブッキング件数に対して低い値に設定されると、アプリケーションは 「オーバーブッキング最大件数はこの値で設定できません」 というメッセージを表示します。
    最小利用者等級
    利用者等級の最小値です。
    最大利用者等級
    利用者等級の最大値です。
    注: 
    • これらのフィールドは、USEGUESTRATING パラメータが [プロパティ構成] 画面で選択されている場合に有効になります。
    • 利用者は利用者等級内の部屋タイプに限定されます。米軍のみ使用するフィールドです。「利用者等級の指定」を参照してください。
    レンタル比率
    レンタル額のパーセントです。この値はリース記録で税込レートの計算に使用されます。
    注: このフィールドは、[リース構成] 画面で [レンタル比率を使用] チェックボックスが選択されている場合にのみ有効です。
  7. [保存] をクリックします。部屋タイプが追加され、[部屋タイプ] タブが表示されます。