手動保留

[手動保留] 機能を使用すれば、予約がなくても任意の理由に基づいて部屋を保留にすることができます。

[手動保留] 機能を使用して次のことができます。

  • 見込客に部屋を見せるためなどの理由で、当日または将来の特定の日付に部屋を保留します。
  • 部屋保留期間を設定します。
  • 既存の部屋保留を変更または解除します。
  • 手動保留のビル、棟、フロア、あるいは部屋の範囲を選択します。

手動保留機能の重要な特徴は以下のとおりです。

  • 手動保留はあらゆる理由で割当可能です。デフォルトはホテル営業日となっており、期間は 1 日です。
  • 保留開始日を未来の開始日に変更できます。
  • 終了日を変更することで部屋の保留期間を変更できます。
  • 既にある部屋保留を解除できます。手動保留が解除されると、部屋は割当やチェックインができるようになります。
  • ビルまたは棟を選択し、そのビル/棟内のすべての部屋を同時に手動保留できます。
  • フロアまたは部屋の範囲を選択し、範囲内のすべての部屋を同時に手動保留できます。
  • 部屋保留は空室数に影響を与えませんが、保留された部屋には予約の割当やチェックインはできません。
  • [確定] 状況のリースでブロックされている部屋は、リースに含まれている日付は手動保留にできません。
  • 解除時の部屋状況や解除時のサービスタイプを変更できます。
  • [解除時部屋状況] フィールドに値を設定していない場合は、手動保留期間中も解除後も客室業務状況はそのまま維持されます。たとえば、手動保留の開始時に部屋が空室/清掃済の場合、手動保留の終了後、通常の予約可能状況に戻ったときの部屋の状況も、空室/清掃済のままです。
  • 部屋の保留状況を変えることなく、客室業務状況を変更できます。
  • 部屋保留は占有率レポートに影響しません。
  • 保留期間の終了日がホテル営業日と同じ場合は、EOD (end of day process: 日次締め処理) により日付が変わる前に部屋保留が解除されます。
注:  [手動保留] リストビューページでは、 [手動保留更新] ポップアップを使用して複数の手動保留部屋の記録を同時に選択し、更新することができます。