[ ]自動客室清掃割当

[自動割当] タブを使用して、客室業務割当を利用可能な客室業務社員に自動的に割り当てることができます。客室業務割当は、占有、部屋状況、清掃の状況、ロケーション、部屋ポイントなどの要素を基に割り当てられます。

客室業務割当レポートは、[操作] をクリックしてから [印刷] を選択することによりこのページから印刷できます。この画面から印刷するときは、レポートにすべての社員の割当を表示します。

プロパティ統計: [自動割当] タブが、次のプロパティ統計を表示します。

  • 占有 – 現在の日付での占有です。
  • 部屋販売済 – 前日に販売/占有された部屋合計です。
  • 空室/未清掃 – 現在の日の空室/未清掃部屋合計です。この合計には、次の状況の空室がすべて含まれます。
    • 空室/未清掃/簡易
    • 空室/未清掃/完全
    • 空室検査
    • 空室/ピックアップ/完全
    • 空室/ピックアップ/簡易
    • チェックアウト
  • 在室/未清掃 – 現在の日の在室/未清掃部屋合計です。この合計には、チェックアウト日が現在のホテル営業日である利用者は含まれません。この合計には、次の状況の部屋がすべて含まれます。
    • 在室/未清掃/簡易
    • 在室/未清掃/完全
    • 在室検査
    • 在室/ピックアップ/完全
    • 在室/ピックアップ/簡易
    • 在室/未清掃/なし
  • 出発予定 – チェックアウト日が現在のホテル営業日と同じである在室部屋の現在の日の合計です。
  • 空室/清掃済 – 合計には、空室/清掃済と空室/ナイトメイクの状況の部屋がすべて含まれます。
  • VIP – 合計には、現在滞在中で、現在のホテル営業日にチェックアウトする予定の VIP 利用者 (部屋ではありません) 全員が含まれます。到着日が現在のホテル営業日の場合、予約済または事前登録済みの利用者が追加されます。
  • ナイトメイク – 利用者滞在記録でナイトメイクサービスを要求している現在の日の到着または滞在中の利用者の合計です。
  • 到着 – 合計には、現在のホテル営業日に到着する予定の利用者すべてが含まれます。
  • 現在のポイント利用可能 – システムは、次の状況の部屋に対して全ポイントを追加します。
    注: 一定の状況の部屋に対してポイント合計を変更した場合、システムは [現在のポイント利用可能] フィールドの値を再計算します。
    • 空室/未清掃/完全
    • 空室/未清掃/簡易
    • 空室/ピックアップ/完全
    • 空室/ピックアップ/簡易
    • 在室/未清掃/完全
    • 在室/未清掃/簡易
    • 在室/ピックアップ/完全
    • 在室/ピックアップ/簡易
    • チェックアウト
    • 在室/未清掃/なし

客室業務割当を自動的に行うには:

  1. [客室業務] > [客室業務割当] の順に選択します。
  2. [自動割当] タブをクリックします。
  3. 客室業務割当を実行するために利用可能な社員を選択します。システムは、各社員に割り当てられている部屋の合計数、さらにポイントで測定される社員の作業負荷合計も表示します。部屋を割り当てるために、客室係を順位付けることもできます。部屋は、並べ替えられてから、一番小さい番号から始まって一番大きな番号で終わる順位に従って客室係に割り当てられます。アプリケーションが、選択されたスケジュール済みの社員に割り当てられた [スケジュール済ホームセクション] と [シフト] を表示します。
    注: シフト値は現在のホテル営業日の日付と比較されます。
  4. [操作] をクリックして、次のオプションのどれかを選択します。
    • スケジュール済社員を選択: [スケジュール済] チェックボックスに選択があるとき、このオプションは有効になります。[今日のホームセクション] が指定されていない場合、[スケジュール済ホームセクション] データがここで更新されます。
    • ホームセクション/自動割当から割当: このオプションを選択すると、 [客室業務割当] 画面の [自動割当] 画面からの更新情報でデータがデフォルト設定されます。このデータは、ホームセクションが割り当てられている社員を参照します。
    • 客室業務割当をクリア: このオプションを選択すると、[現在の割当を維持] チェックボックスが選択されていても、アプリケーションが客室業務割当の割当を解除します。本日割り当てたホームセクションのデータも削除されます。
  5. [割当詳細] セクションで、選択済の部屋に対してビル、棟、フロア、セクション別にオプションでこの情報を指定できます。
    並べ替え優先
    客室業務割当に対して部屋が選択されるベースとなる並べ替え順を、次に対して指定します。
    ポイント調整
    各ビル、棟、フロアに対して調整する必要のある部屋ポイントを指定できます。このフィールドに指定する値は、[部屋ポイント] フィールドの値に加算されます。この累積値は、[社員ポイント合計] を計算するために要素分解されます。この合計は、その後、作業可能として選択される社員の割当を配分するために使用されます。
    部屋調整
    各ビル、棟、フロアに対して調整する必要のある部屋数を指定できます。このフィールドに指定する値は、[部屋数合計] フィールドの値に加算されます。この累積値は、[社員部屋合計] を計算するために要素分解されます。この合計は、その後、作業可能な社員の割当を配分するために使用されます。
  6. [割当オプション] セクションで次の情報を指定します。
    状況を含む
    客室業務に割り当てる部屋状況を指定します。客室業務タスクを実行する必要のある部屋が、客室業務状況をベースにシステムにより選択されます。
    [なし] チェックボックスを選択すると、システムは、客室業務状況が [なし] のすべての部屋を含み、客室係を部屋に割り当てます。システムは部屋の数をカウントし、ポイントが使用される場合はポイントをカウントします。
    ナイトメイクオプション
    客室業務に割り当てる部屋状況を指定します。[VIP 専用] を選択すると、システムにより VIP である滞在中利用者が含められます。[ナイトメイク要求] を選択すると、システムはナイトメイクサービスを要求した滞在中利用者を含めます。
    部屋範囲
    次に対する値を指定します。
    • [下位の部屋]: 最も高い客室業務並べ替え順序を指定します。これが指定されていない場合、範囲内で最も低い部屋は最も低い客室業務並べ替え順序の部屋です。
    • [上位の部屋]: 最も低い客室業務並べ替え順序を指定します。この値が指定されていない場合、範囲内で最も高い部屋は最も高い客室業務並べ替え順序の部屋です。
    • [ビル]: ビルコードを選択します。このビルコードと関連付けられている部屋は、社員概要セクションに表示されます。[在庫をビル別に管理] チェックボックスが [プロパティ構成] 画面で選択されている場合にのみ、ビルコードが表示されます。
    他のオプション
    次に対する値を指定します。
    • [客室係当たりの部屋数]: 1 名の客室業務社員に割り当てる必要のある部屋の最大数を指定します。
    • [客室係当たりのポイント数]: 1 名の客室業務社員に割り当てる必要のあるポイントの最大数を指定します。
      注: 値は整数または小数で指定できます。ただし、指定される値タイプは、[部屋構成] 画面の [客室業務ポイント] フィールドで指定されているものと同じにする必要があります。
    現在の割当を維持
    デフォルトでチェックボックスは選択されます。このチェックボックスが選択されていると、[割当] タブで加えた変更が割当処理に含まれます。
  7. [操作] をクリックしてから [自動割当] を選択して、割当処理を開始します。