中央予約システム (CRS) での予約の作成
[中央予約システム] 画面を使用して新規予約を作成します。 [中央予約システム] 画面は、特にコールセンターで使用するために設計されており、多用途で包括的な予約管理機能を提供します。この画面により、利用者のチェックイン処理は、コールセンター担当者が予約処理を直感的、迅速に、効率的に進められるワークフローで簡易化されます。
ページ左側のボタンを使用してチェックイン処理の各ステップを進むと、ステップが完了したことを示す緑のチェックマークがシステムにより表示されます。[終了] をクリックして利用者の予約を完了する前に、システム構成に応じて、予約ワークフローで必要な手順をすべて実行する必要があります。
「CRS」で予約を作成するには:
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[コールセンター] > [中央予約システム] の順に選択します。利用可能なすべてのプロパティは、システムにより [プロパティ] セクションに表示されます。
注: プロパティのリストをフィルタするには、[検索] セクションを使用します。
- 通話を開始するには、 をクリックしてください。 予約コールプロセスが開始されます。
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以下の情報を指定します。
- チェックイン日
- 予約のチェックイン日を指定します。
- 宿泊数
- 利用者が滞在する宿泊数を指定します。このフィールドは必須ですが、このフィールドを無視して、代わりに [チェックアウト日] を指定することもできます。その場合、システムにより宿泊数が計算されます。
- チェックアウト日
- 出発日を指定します。デフォルトは翌ホテル営業日です。
- 部屋
- 予約する部屋の数を選択します。
- 大人
- 大人の人数を指定します。大人の人数をゼロに指定する場合、その予約を大人が記載されている別の予約と関連付ける必要があります。
- 子
- 子の数を指定します。オプションは 1 ~ 9 です。1 つの子供カテゴリのみが有効の場合は、子供の数が [子供] フィールドに記録されます。複数の子供カテゴリが有効である場合は、各カテゴリが画面上でフィールドとなり、[子] フィールドにはすべてのカテゴリを合わせた合計が入力されます。
- 連絡者
- 予約を行うために通話を受けた担当者の名前を指定します。指定した場合、連絡者の名前は後続のすべての予約画面に伝搬され、必要な場合にはリマインダーとして機能します。
- 利用者名
- 利用者の名前を指定します。
- 組織
- 利用者予約の組織を指定します。売掛金口座とリンクされている組織を選択する場合は、売掛金口座がシステムにより追加されます。
- グループ
- 利用者予約のグループを指定します。
- 予約代理店
- 利用者予約に「予約代理店」を指定します。売掛金口座にリンクしている予約代理店を選択すると、売掛金口座はシステムにより追加されます。
注: 既存の利用者、組織、グループ、または予約代理店を検索するには、検索アイコンをクリックします。利用者情報の入力が完了すると、利用者情報が完成したことを示すチェックマークが、ページの左側の [利用者] ボタンの横に表示されます。 - [プロパティ] セクションで、空き状況を検索するプロパティを選択します。
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[空き状況をチェック] をクリックします。新規予約記録が作成されます。
注: プロパティがオーバーブッキングされている場合は、空き状況が負の値で赤色に表示されます。
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必要な情報を指定します。以下のフィールドについては、補足情報を参照してください。
- ソース
- デフォルトでは、CRO アプリケーションで構成されたとおりにビジネスのソースが表示されます。新しい値を指定できます。このフィールドはグループ予約、予約代理店プロファイル、組織プロファイルにも存在し、関連する予約にコピーされます。コピーの順序は MARKETFILEDSCOPYORDER プロパティパラメータによりコントロールされます。
- トラッキング
- このフィールドはアプリケーションパラメータ TrackFieldUsage が [はい] に設定されている場合にのみ表示されます。このフィールドはグループ予約、予約代理店プロファイル、組織プロファイルにも存在し、関連する予約にコピーされます。コピーの順序は MARKETFILEDSCOPYORDER プロパティパラメータによりコントロールされます。
- 滞在理由
- 関連する予約にもコピーされた利用者滞在の理由を指定します。コピーの順序は MARKETFILEDSCOPYORDER プロパティパラメータによりコントロールされます。
- リゾート手数料
- 利用者滞在のリゾート手数料コードを指定します。利用者滞在に関するプロファイル情報が何か更新された場合、リゾート手数料定義コードは利用者に保存された最終のプロファイルに合わせて更新されます。
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画面の下部パネルで、[製品] ボタンをクリックします。[プロパティ選択] タブが表示されます。[プロパティ選択] リストからの検索結果に含めるプロパティを選択します。
- [製品選択] タブをクリックします。
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以下の情報を指定します。
- 販売戦略
- 予約の販売戦略を指定します。
- 現在のコード
- 予約の通貨を指定します。
- パッケージを含む
- デフォルトでは [パッケージを含む] が選択されています。これは返されるレートのリストにパッケージが含められることを示します。
- 選択した通貨のみで構成されたレートを表示
- 返されるレートのリストで選択した通貨に対して構成されるレートのみを含めることを選択します。
- 販売促進を含む
- デフォルトでは [販売促進を含む] が選択されています。これは特別な販売促進レートが部屋選択または部屋タイプとレートに含められることを示します。
- 制限付製品を含む
- 検索結果には売却済または制限付の部屋タイプを含めるように選択します。
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必要に応じて次のセクションを完成させます。
- [レートプラン] セクションを展開し、検索結果に含めたい構成済レートプランにチェックを付けます。すべてのチェックボックスのチェックを解除したままにすると、検索結果にはすべてのレートプランが含まれます。
- [部屋タイプ] セクションを展開し、検索結果に含める構成済部屋タイプにチェックを付けます。すべてのチェックボックスのチェックを解除したままにすると、検索結果にはすべてのレートプランが含まれます。
- [部屋以外のバンドル] セクションを展開し、検索結果に含めたい構成済部屋以外のバンドルにチェックを付けます。部屋以外のバンドルにより、食事プランやサービス「パッケージ」などの品目またはサービスを利用者予約に追加できます。その一例には、ゴルフパッケージ、温泉療法、マッサージ、ビール、ワイン、シャンパン、ギフトバスケットがあります。これらの品目は [レートと販売] モジュール内で構成されます。
- [販売促進] セクションを展開し、検索結果に含めたい構成済販売促進にチェックを付けます。
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[空き状況をチェック] をクリックします。
注: レートプランのどれかに対する販売メモを表示するには、 をクリックします。 [部屋タイプ販売メモのプレビュー] ウィンドウが表示されます。選択した「プロパティ」や製品が利用できない場合は、[待機リスト] をクリックし、利用者をプロパティと製品の待機リストに追加します。
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[利用可能] タブで、利用者のレートプラン、部屋タイプ、レート額を選択して、[選択] をクリックします。滞在合計、部屋タイプ、レートプランは、選択された「レートプラン」情報で更新され、利用者情報が完成したことを示すチェックマークがページの左側の [利用者] ボタンの横に表示されます。
注: レートプラン、部屋タイプ、レート額の組合せは 4 つまで選択でき、[比較] をクリックして比べることができます。 [販売オプションの比較] ウィンドウは、各レートプランの概要とともに表示されます。どのプランを選択するかを決定し、[選択] をクリックします。
- [保証] ボタンをクリックして、必要な情報を指定します。
- [予約ポリシー] タブをクリックします。タブには、予約に適用可能なすべての保証またはキャンセルポリシー情報が表示されます。
- [終了] をクリックします。
- [確認] をクリックします。確認番号が予約に割り当てられ、 [確認ページ] が表示されます。確認は、Infor HMSのインストール処理中にインストールされて構成されたテンプレートを使用して生成されます。確認ヘッダーまたはフッター用のテキストを構成済テンプレートに追加できます。
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以下の情報を指定します。
- 確認ヘッダー
- 確認メッセージに追加するヘッダーを指定します。
- 確認フッター
- 確認メッセージに追加するフッターを指定します。
- メール
- メッセージのメールのタイプに [代替]、[主要] のどちらかを選択し、隣接するフィールドに実際のメールアドレスを入力します。
- [追加] をクリックします。メールアドレスが確認リストに追加されます。必要に応じて追加メールアドレスを追加します。
- 確認を送信する各メールアドレスの隣にあるチェックボックスを選択します。
- 確認メッセージを生成する [言語] を選択します。
- [E メールで確認] をクリックします。選択されたアドレスにメールメッセージが送信され、確認メッセージが表示されます。
- [OK] をクリックします。 [確認ページ] が表示されます。
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[完了] をクリックします。予約が完了し、通話は自動的に終了します。その後、
[中央予約]
画面が表示されます。
注: [予約変更] をクリックして、確認前に予約を変更します。また、[関連予約] をクリックして、予約を実際に完了していない状態で利用者の関連予約を作成することもできます。注:
次の場合は利用者プロファイルの詳細を表示できません。
- ユーザの [VVIP 認証] が [ユーザグループ] 画面で [いいえ] に設定されています。
- ユーザの [VVIP 認証] は [ホスト] に設定されていますが、ユーザは選択された [利用者記録] では構成された [VVIP ホスト] ではありません。
- ユーザの [VVIP 認証] が [ユーザグループ] 画面で指定されていません。