年齢調べ構成について
年齢調べ期間は、未払料金と請求書が口座にどれほどの期間存在しているのかを表す、連続する期間です。ある期間の [開始からの日数] と [終了までの日数] の値は、[開始からの日数] が経過しているものから [終了までの日数] が経過しているものまでの未払請求書が口座にある場合に、システムはその年齢調べ期間の残高を表示します。年齢調べは顧客が請求をどの程度適正に支払っているかを示します。より古い年齢調べ期間の 1 つ以上に口座残高の一部がある場合、ホテルは収集努力を増やす必要があります。以下に示すのは、標準的な年齢調べ期間構成の例です。
年齢調べ期間 | 開始からの日数 | 終了までの日数 | 説明 |
---|---|---|---|
現在料金 | 0 | 30 | 最初の年齢調べ期間は 0 日から開始する必要があります。現在の会計日より 0 ~ 30 日前に転記された未払の請求額または請求書、あるいは未照合支払の合計が、この年齢調べ期間に表示されます。 |
30 日 | 31 | 60 | 次の期間の [開始からの日数] は、前の期間の [終了までの日数] の後の日に開始する必要があります。現在の会計日より 31 ~ 60 日前に転記された未払の請求額または請求書、あるいは未照合支払の合計が、この年齢調べ期間に表示されます。 |
60 日 | 61 | 90 | 現在の会計日より 61 ~ 90 日前に転記された未払の請求額または請求書、あるいは未照合支払の合計が、この年齢調べ期間に表示されます。 |
90 日以上 | 91 | -- | 構成された最終年齢調べ期間では [終了までの日数] に値がありません。現在の会計日より 90 日以上前に転記された未払の請求額または請求書、あるいは未照合支払の合計が、この年齢調べ期間に表示されます。 |
期間どうしで日数に差異があってはならないため、可能な場合、システムは [終了までの日数] の値を自動的に調整します。以下に概説するのは、エラーメッセージがシステムにより表示されたときの、上記の例に基づくいくつかのシナリオです。
- ユーザは [開始からの日数] の値である [30 日] の期間を 29 日に変更します。29 日は、前の期間の [開始からの日数] の値より短いため、エラーメッセージが表示されます。
- ユーザは [開始からの日数] の値である [30 日] の期間を 62 日に変更します。62 日は、前の期間の [開始からの日数] の値より長いため、エラーメッセージが表示されます。
ここに示す例では、複数の期間の間にギャップの日が存在しないようにするために、期間の [開始からの日数] 値をシステムが調整しています。
- ユーザは [開始からの日数] の値である [30 日] の期間を 32 日に変更します。差分をなくすため、システムは [現請求額] 期間の [終了までの日数] の値を 31 日に変更します。
上記の年齢調べ構成に基づく年齢調べの例:
- 前提条件 - 会計日 = 3/1/2014
- 口座残高合計 = 5000.00
年齢調べ期間 | 年齢調べ金額 | 次の期間内に転記された料金/請求書/支払 |
---|---|---|
現在料金 | 3200.00 | 1/30/2014 と 3/1/2014 |
30 日 | 1000.00 | 12/30/2013 と 1/29/2014 |
60 日 | 0.00 | 11/29/2013 と 12/29/2013 |
90 日以上 | 800.00 | 11/29/2013 より前 |