請求書の訂正 - 重要ポイント

最終的な請求書が生成された後に、その請求書に間違いが見つかった場合は、請求書訂正プロセスを開始すればエラーを修正できます。住所変更または請求額の訂正などの理由で最終請求書の訂正が必要な場合、請求書を取消または貸方票を発行することができます。元の請求書が無効にされ、システムは正確な料金で新しい請求書を生成します。この請求書は訂正することができ、最終的に新しい最終請求書に含まれます。このプロセスは、原則として請求書の元の請求額を調整し、訂正可能な未請求請求書を新たに作成します。

請求書が訂正されると、システムは次の操作を行います。

  1. 請求額を無効にするために、請求書の各項目について反対のフォリオ処理を転記します。
    1. すべての借方の転記は、同じ処理コードに対して、貸方の転記と反転します。
    2. すべての支払と貸方の転記は、同じ処理コードに対して、借方の転記と反転します。
    3. 訂正転記の日付は、訂正が始まるホテル営業日です。
    4. 訂正料金は元の請求額記録を参照します。
  2. 訂正される転記の訂正請求書を作成します。訂正された請求書は、その請求書番号で特定され、訂正する請求書番号の参照を含んでいます。
    1. 請求書が、元の請求書が作成された日の日次締め (EOD) の前に訂正された場合、訂正された文書は、無効の請求書として扱います。
    2. 請求書が、元の請求書が作成された日の日次締め (EOD) の後に訂正された場合、訂正された文書は、貸方票として扱い、状況は [最終] に設定されます。
    3. システムは、請求書の連続番号で次の請求書番号を割り当てます。
    4. 訂正請求書番号ついた各訂正請求に印が付きます。
    5. 元の請求書の状況は、[訂正済] に設定され、[訂正日] と [訂正請求書 ID] フィールドが更新されます。
    6. 請求書は原本でありコピーではないと考えらるため、印刷数は 1 ずつ増加します。
    7. PDF が生成され、この修正を行うことはできません。
  3. コードと金額の面で元の処理と同じの、新しい処理を転記します。
    1. 新しい処理の日付は、訂正が始まるホテル営業日です。
    2. 元の転記日が、新しい最終請求書に印字されます。
    3. 各請求額は元の請求 ID を参照します。
    4. 新しい処理は、必要に応じて、ユーザにより調整することができます。訂正が完了すると、新しい最終請求書を作成することができます。
  4. 訂正済みの請求を含む最終請求書は、元の請求書と訂正請求書の両方を参照します。
  5. クレジットカード支払を無効にする場合、撤回され、再転記された支払はお互いに相殺を行い、最終結果はゼロになります。

会計フォリオ上のパッケージ請求の訂正

会計フォリオ内のすべてのパッケージ関連の処理は、利用者フォリオ処理とともに、相殺と再転記が行われます。