スタートセンターについて

スタートセンターには、インボックスエントリと主要業績評価指標 (KPI) が表示されます。スタートセンターはInfor HMSに最初のログインを行ったときに表示されますが、アプリケーション内のどのページからもページヘッダーの [スタートセンター] をクリックしてアクセスできます。

インボックスについて

スタートセンターインボックスには、ユーザの完了していない操作またはアクティビティ (インボックスエントリ) が表示されます。インボックスから直接インボックスエントリに関連付けられている操作またはアクティビティを完了させるために必要なページを開くことができます。また、インボックスエントリは、特定のユーザグループへの割当も、すべてのユーザに対して表示されるパブリックエントリとして定義することもできます。

スタートセンターを起動して インボックスにアクセスするか、システム管理者はシステムにログインしたときにスタートセンターが自動的に開くようにセットアップすることができます。アクセスするたびに完全にまたは選択して更新するよう インボックスを構成します。システム権限に応じて、エントリを追加または削除してインボックスを変更することができます。また、エントリが表示される順序を変更することもできます。

システム管理者は、SQL select ステートメントをインボックスエントリに関連付けます。これらのステートメントは、インボックスに取得するエントリの適切なインスタンスに対しデータベースクエリを定義します。インボックス内の各エントリの説明と値が表示されます。定義中にエントリのページが選択された場合、システム管理者は、インボックスエントリの Dataspy を入力して、ターゲットページの呼び出し時に インボックスエントリに関連付けられた記録を自動的に検索して取得します。

詳細については「[スタートセンターインボックス] の取扱い」をご覧ください。

KPI について

KPI は、生産性または効率性を計測するユーザ定義のパラメータです。 [スタートセンター] ページは KPI とそのスコアを表示します。これにより、各 KPI の現在のスコアだけでなく、自分の仕事に特化した KPI に関する作業環境の状況を表示することができます。KPI スコアは、KPI 定義を元に定期的に計算されます。

システム管理者は KPI へのアクセスを定義し、認可します。KPI は、特定のユーザグループへの割当も、すべてのユーザに対して表示されるパブリックエントリとして定義することもできます。

スタートセンターを起動して KPI にアクセスするか、システム管理者はシステムにログインしたときにスタートセンターが自動的に開くようにセットアップすることができます。システム特権に応じて、スタートセンターを構成して、希望に基づいて KPI を表示することができます。

詳細については「[スタートセンター] KPI の取扱い」をご覧ください。