有効なリース空室レポート概要
このレポートは、すべての有効なリースのリストを空室のリース部屋と当該リースに最適な利用者滞在情報を併せて表示します。レポートは空室のあるリースを変更する必要があるか判断するために使用します。たとえば部屋を個人の利用者 (会社や組織ではない) がリースしていて、利用者が早くチェックアウトした場合、プロパティは部屋を販売できるようにリース終了日を変更したい可能性があります。
表示される利用者滞在情報が次の来訪者のものとなり、誰もいない場合は最後にチェックアウトした利用者の情報をレポートに表示します。未来または過去の利用者が存在しない場合、レポートにはキャンセル済みの利用者滞在を最後の出発日と併せて表示します。
部屋番号、リース名、リース番号、リースカテゴリ、リース期間の開始日と終了日、到着予定の利用者名、到着予定者の到着日と出発日、到着予定利用者の状況、1 日のレンタル料、レンタル請求書番号、リースメモがレポートに印刷されます。
プロパティと部屋タイプで、レポートをフィルタ処理できます。オプションで請求済みのリースを表示したり、滞在中利用者のみを表示したり、リースアップグレードを含めることができます。部屋タイプ、部屋番号、リース期間の開始日、またはリース名で、レポートを並べ替えることができます。
以下は注意するいくつかの重要な点です。
- リース日はホテル営業日と重複している必要があります。
- リース状況は [確定] の必要があります。
- リース期間中の日付はホテル営業日と重複している必要があります。
- [リース構成] 画面で [リース管理ショルダー期間] オプションを選択すると、ショルダー期間はリース日とみなされます。ショルダー開始日と終了日はリース期間の開始日、終了日として使用されます。レポートはリース開始日と終了日ではなく、ショルダー開始日と終了日を比較します。
- [リース] 画面で [転記オプション] で [レンタルに取込済] に設定されている場合、レポートは賃貸、メンテナンスまたはサービスの手数料額を除いたレンタル金額を表示します。たとえば、リースのレンタル金額を 2000.00、賃貸手数料を 50.00、サービス手数料を 100.00 として、[転記オプション] の設定が [レンタルに取込済] の場合、レポートにはレンタル金額として 1850.00 (2000-100-50) を表示する必要があります。