KPI のセットアップ
スタートセンター向けに主要業績評価指標 (KPI) をセットアップします。たとえば、1 か月間のアメニティ料金のドル金額、現在のプロパティ占有率、遅延チェックイン数を測定する KPI を定義します。
KPI 用の SQL ステートメント選択して、その KPI の現在の値を計算します。KPI のハイパーリンクを有効にするための画面を選択したら、Datsapy を入力して、呼び出された画面への KPI に関連付けられた記録を、システムが自動的に問い合わせることができるようにします。すべてのユーザが KPI にアクセスできるかどうかも指定できます。
KPI をセットアップするには:
KPI 範囲の定義
KPI 範囲を定義して、KPI に定義されたスコアリングの範囲ごとに、[高値] と [低値] を指定します。
KPI 範囲のそれぞれの高値と低値に対応する [通常スコア] を指定します。親 KPI に関する [現在値] と [通常スコア] を計算する際に、システムは、子 KPI に関する通常スコアを任意の親 KPI にロールアップします。
たとえば、子 KPI は 1 か月間の生産ラインの生産性を測定するとします。KPI の目標は月に 200,000 台です。生産ラインが月に 200,000 台から 133,333 台を生産する場合、KPI の通常スコアは 3 になり、優れたスコアであることを示しています。133,332 ~ 66,666 台ならば 2 になり、平均的なスコアであることを示しています。66,665 台以下は 1 になり、不十分なスコアであることを示しています。
KPI 範囲を定義するには:
KPI のユーザグループへの関連付け
KPI をユーザグループに関連付けて、そのユーザグループに関連付けられている KPI のみを KPI リストに表示できるようにします。
KPI をユーザグループに関連付けるには:
KPI 構造の定義
KPI 構造を定義して、KPI 間の親子関係を作成します。子 KPI のスコアは、子のすべての親にロールアップされます。たとえば、1 か月間の生産部門全体の効率を測定するために、親 KPI を作成するとします。親 KPI を子 KPI に関連付けると、子のスコアはその親のスコアにロールアップされます。ある子 KPI は、生産ラインが 1 か月間に生産する台数を測定します。別の子 KPI は、生産ラインの 1 か月間のメンテナンスコストを測定します。
どちらの子 KPI にも重要度に基づいて重みを割り当てる必要があり、親 KPI に割り当てられるすべての子 KPI の合計は 100 に等しくなる必要があります。システムは、スコアを親 KPI にロールアップする際に、子 KPI の重みに割り当てられた値を使用して、子 KPI の通常スコアを変換します。たとえば、親 KPI に対するスコアを計算する場合、生産される台数はメンテナンスで使われるドル数よりも重要であると考えられます。したがって、生産される台数には 70 の重みを、メンテナンスで使われるドル数には 30 の重みを割り当てます。
KPI 構造を定義するには:
KPI 履歴の表示
KPI 履歴を表示して、KPI 計算の結果をレビューします。システムは、KPI のスコアが計算される際に、KPI 履歴に記録を生成します。KPI を更新することは任意です。
[KPI コード] フォームで [履歴メンテナンス] を選択した場合にのみ、KPI の履歴を表示できます。
KPI 履歴を表示するには:
- を選択します。
- [リストビュー] タブで、履歴を表示するための KPI を選択したら、[履歴] タブをクリックします。[履歴] タブが表示されます。
- KPI 履歴が表示されます。