ユーザグループの作成

ユーザグループを作成するには:

  1. [管理] > [セキュリティ] > [ユーザグループ]の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、[新しい記録] をクリックします。[記録ビュー] タブが表示されます。
  3. 以下の情報を指定します。
    ユーザグループ
    ユーザグループを特定する固有のコードを入力したら、隣接するフィールドにユーザグループの詳細を簡潔に入力します。
    コピー元
    ユーザグループにメニュー、アクセス許可、状況認証をコピーする元となるグループの ID を、以前に定義されたグループのリストから入力します。
    注: 広範なシステム権限が必要なユーザグループの場合、R5 ユーザグループを入力した後に、不要な権限を無効にします。

    ユーザグループを入力しない場合、システムはメニュー、アクセス許可、状況認証を R5 ユーザグループから自動的にコピーします。

    セッションタイムアウト(分)
    システムがタイムアウトする時間を分単位で入力します。
    チェックアウト済フォリオへの転記を制限
    このチェックボックスを選択すると、現在のホテル営業日より前に利用者がチェックアウトした場合は、処理をフォリオに転記できません。
    機密レートを非表示
    このチェックボックスを選択すると、予約のために [機密レート] チェックボックスが選択されている場合、ユーザは、 [利用者滞在] [チェックイン] の画面ではレートフィールドを確認できません。ユーザは、 [滞在ウィザード] [レート詳細] の画面で、レートフィールドを確認できます。
    転記レベル
    ユーザグループの転記レベルを指定します。転記レベルの範囲は 0 ~ 9 です。転記レベルでは、ユーザグループにより転記される可能性のある処理コードを制御します。[転記レベル] は、処理コードで設定され、ユーザグループでも設定されます。たとえば、ユーザグループの転記レベルが 6 の場合、そのユーザグループに属するユーザは、転記レベルが 0 ~ 6 の処理コードのみを転記できます。レベル 6 のユーザグループによる転記では、より高い転記レベルは制限されます。
    クーポンの追加/印刷を許可
    このチェックボックスを選択すると、指定したユーザグループのユーザは、クーポンを追加して処理画面用に印刷できます。
    制限付製品を含む
    ユーザグループ用のコールセンターで、限定製品アクセスを有効または無効にする場合に選択します。
    製品詳細
    ユーザグループ用のコールセンターで、製品詳細アクセスを有効または無効にする場合に選択します。
    空き状況を表示
    ユーザグループ用のコールセンターで、閲覧可能性アクセスを有効または無効にする場合に選択します。
    待機リストモジュール
    ユーザグループ用のコールセンターで、待機リストにアクセスする許可を有効か無効にする場合に選択します。
    レートを毎日管理
    それほど長くはない期間、季節に合わせて毎日管理する必要があるレートプランを設定する機能を制御する場合に、これを選択します。これにより、システムはこれらのレートをより効率的に管理できます。
    注: 
    • デフォルトでは、このフィールドは [無効] に設定されています。
    • このオプションを [有効] に設定すると、ユーザはレートプランの内部更新モードを変更できます。そのため、特別な許可が必要です。
    ブラックリスト優先
    ユーザグループ用のコールセンターで、オーバーライドブラックリストアクセスへの許可を有効または無効にする場合に選択します。
    リードタイムポリシー優先
    ユーザグループ用のコールセンターで、リードタイムポリシーオーバーライドアクセスを有効または無効にする場合に選択します。
    自動振替ルール
    ユーザが自動振替ルールを作成できるようにする場合に、チェックボックスを選択します。
    レート優先
    ユーザグループ用のコールセンターで、レートオーバーライドアクセスを有効または無効にする場合に選択します。
    グループブロック優先
    グループブロックオーバーライドを有効または無効にする場合に選択します。
    空き状況を超えるようにグループブロックを許可
    空き状況を超えるためのグループブロックへの許可を有効または無効にする場合に選択します。
    グループ請求
    ユーザグループ用のコールセンターで、グループ請求アクセスを有効または無効にする場合に選択します。
  4. [保存] をクリックします。

ユーザグループ用メニューのセットアップ

[ユーザグループ] フォームの [メニュー] ページで、メニューをセットアップします。ユーザグループ用にメニュー構造を作成することは、データベースセキュリティとデータ整合性にとって必要不可欠なことです。メニュー構造は、1 つのメインメニューレベル、2 つのサブメニューレベル、そして 1 つの画面レベルの 4 つのレベルに及ぶツリー構造で表示されます。メインメニューレベルには、最大 7 個の品目を収納します。サブメニューレベルには最大 50 個の品目を収納し、これらの品目にはフォルダと画面が混在している場合があります。最後に、画面レベルには最大 50 個の品目を収納しますが、これらの品目は画面にする必要があります。

ユーザグループ用メニューをセットアップするには:

  1. [管理] > [セキュリティ] > [ユーザグループ] の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、作業を行うユーザグループ記録をダブルクリックしたら、[メニュー] タブをクリックします。[メニュー] タブが表示されます。
  3. ツリー構造を表示し、続いて表示するメニュー/サブメニューの近くにあるプラス記号 (+) をクリックします。システムは、メニュー/サブメニューを展開し、続いてメインメニュー/サブメニューの下にさまざまなレベルで存在するフォルダと画面を表示します。
    注: マイナス記号 (-) をクリックすると、メニューが折りたたまれます。
  4. 以下の情報を指定します。
    利用可能画面
    フォームの右パネルから、メニュー構造に追加する画面を選択します。
  5. ツリー構造での目的のメニュー構造のロケーションに、画面の名前をドラッグアンドドロップします。
    システムは、メニュー構造に適用される画面の数を確認します。30 個未満の画面が存在する場合、システムは、ツリー構造に画面を追加し、画面のレベルを示すために、必要に応じて展開します。

    またシステムは、必要に応じて、[画面許可] テーブルと [タブ許可] テーブルに画面を挿入します。

    注: 画面をサブメニューフォルダにドロップすると、システムは、その画面をサブメニューフォルダの最後の子として追加します。画面を別の画面にドロップすると、システムは、その画面を既存の画面の真下に追加します。

    メインメニューフォルダ、サブメニューフォルダ、画面を、ツリー構造内にドラッグアンドドロップすることもできます。上位レベルの品目を下位レベルの品目に従属させることはできません。つまり、メインメニューフォルダは画面レベルに移動できません。

    メニュー品目を削除するには、削除するメニュー品目を選択したら、[メニュー品目を削除] をクリックします。システムは記録を削除し、ツリー構造を更新します。またシステムは、必要に応じて、[画面許可] テーブルと [タブ許可] テーブルから画面を削除します。

メニュー品目の表示

ツリー構造で非表示のフォルダ、画面、またはタブを表示します。

メニュー品目を表示するには:

  1. [管理] > [セキュリティ] > [ユーザグループ]フォームの順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、メニュー品目を表示するためのユーザグループを選択したら、[メニュー] タブをクリックします。[メニュー] タブが表示されます。
  3. 表示するフォルダ、画面、またはタブを選択したら、[メニュー品目を表示] をクリックします。非表示だった品目が表示されます。
  4. [保存] をクリックします。

メニュー品目の非表示

ツリー構造に表示されているフォルダ、画面、またはタブを非表示にします。

メニュー品目を非表示にするには:

  1. [管理] > [セキュリティ] [ユーザグループ] の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、メニュー品目を非表示にするためのユーザグループを選択したら、[メニュー] タブをクリックします。[メニュー] タブが表示されます。
  3. 非表示にするフォルダ、画面、またはタブを選択したら、[メニュー品目を非表示] をクリックします。システムは品目を非表示にします。
  4. [保存] をクリックします。

メインメニューフォルダの追加

メインメニューフォルダを追加するには:

  1. [管理] > [セキュリティ] [ユーザグループ] の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、メインメニューフォルダを追加するためのユーザグループを選択したら、[メニュー] タブをクリックします。[メニュー] タブが表示されます。
  3. フォルダを追加するためのメインメニューレベルのメニュー構造を選択したら、[メインメニューフォルダを追加] をクリックします。システムは、メインメニューレベルのメニュー構造がツリー構造上で選択されているかどうかを判断するために確認し、[メインメニューフォルダを追加] ポップアップを表示します。
    注: メインメニューフォルダをサブメニューまたは画面レベルに追加することはできません。
  4. 以下の情報を指定します。
    ラベル
    新しいフォルダの名前を入力します。
  5. [保存] をクリックします。
    注: システムは、既存のメインメニュー品目の真下にメインメニューフォルダを追加します。

サブメニューフォルダの追加

サブメニューフォルダを追加するには:

  1. [管理] > [セキュリティ] [ユーザグループ] の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、サブメニューフォルダを追加するためのユーザグループを選択したら、[メニュー] タブをクリックします。[メニュー] タブが表示されます。
  3. フォルダを追加するためのメインメニューフォルダまたはサブメニューフォルダのメニュー構造を選択したら、[サブメニューフォルダを追加] をクリックします。システムは、メインメニューフォルダまたはサブメニューフォルダのメニュー構造がツリー構造上で選択されているかどうかを判断するために確認し、[サブメニューフォルダを追加] ポップアップを表示します。
    注: サブメニューフォルダを画面レベルに追加できません。
  4. 以下の情報を指定します。
    ラベル
    新しいフォルダの名前を入力します。
  5. [保存] をクリックします。
    注: サブメニューフォルダをメインメニューフォルダに追加すると、システムは、そのサブメニューフォルダをメインメニューフォルダの最後の子として追加します。サブメニューフォルダを別のサブメニューフォルダに追加すると、システムは、画面を既存のサブメニューフォルダの真下に追加します。

ラベル名の変更

ツリー構造でメニュー品目のラベル名を変更します。

ラベル名を変更するには:

  1. [管理] > [セキュリティ] [ユーザグループ] の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、ラベル名を変更するためのユーザグループを選択したら、[メニュー] タブをクリックします。[メニュー] タブが表示されます。
  3. ラベル名を変更するためのメニュー品目を選択したら、[ラベルを変更] をクリックします。[ラベルを変更] ポップアップが表示されます。
  4. 以下の情報を指定します。
    新しいラベル
    メニュー品目の新しいラベルを入力します。
  5. [保存] をクリックします。

画面タブ順序の変更

画面タブの順序を変更して、画面にタブが現れる順序を変更します。

画面タブ順序を変更するには:

  1. [管理] > [セキュリティ] [ユーザグループ] の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、画面タブ順序を変更するためのユーザグループを選択したら、[メニュー] タブをクリックします。[メニュー] タブが表示されます。
  3. タブ順序を変更するための画面を選択したら、[タブ順序を変更] をクリックします。[タブ順序を変更] ポップアップが表示されます。
  4. 以下の情報を指定します。
    エラーメッセージ
    システムは、タブに関連付けられているエラーメッセージを表示します。
  5. [保存] をクリックします。

メニューのコピー

あるユーザグループから別のユーザグループにメニューをコピーします。

メニューをコピーするには:

  1. [管理] > [セキュリティ] [ユーザグループ] の順に選択します。
  2. [リストビュー] タブで、メニューをコピーするためのユーザグループを選択したら、[メニュー] タブをクリックします。[メニュー] タブが表示されます。
  3. [メニューをコピー] をクリックします。[メニューをコピー] ポップアップが表示されます。システムは、現在のユーザグループで [コピー先グループ] を自動的に設定します。
  4. 以下の情報を指定します。
    コピー元グループ
    メニューをコピーする元のユーザグループを入力します。
  5. [保存] をクリックします。システムは、記録を保存し、メニューをコピーし、すべての画面許可とタブ許可をコピーします。