自動ナイトメイク割当

[自動割当] タブを使用して、ナイトメイク割当を利用可能な客室業務社員に自動的に割り当てることができます。ナイトメイク割当は、占有、部屋状況、清掃状況、ロケーション、利用者の VIP 状況、利用者滞在記録にあるナイトメイク要求などの要素を基に割り当てられます。

ナイトメイク部屋を割り当てるプロセスは、客室業務スタッフが部屋の清掃を終了していることを前提としており、すべての客室業務状況の選択を解除し、[現在の割当を維持] チェックボックスの選択を解除し、[客室係当たりのポイント数] フィールドを無効にします。

客室業務割当レポートは、[操作] をクリックしてから [印刷] を選択することによりこのページから印刷できます。この画面から印刷するときは、レポートに社員全員の割当を表示します。

ナイトメイク割当を自動的に割り当てるには:

  1. [客室業務] > [客室業務割当] の順に選択します。
  2. [自動割当] タブをクリックします。
  3. 客室業務割当を実行するために利用可能な社員を選択します。システムは、各社員に割り当てられている部屋の合計数、さらにポイントで測定される社員の作業負荷合計も表示します。部屋を割り当てるために、客室係を順位付けることもできます。部屋は、並べ替えられてから、一番小さい番号から始まって一番大きな番号で終わる順位に従って客室係に割り当てられます。
  4. [割当詳細] セクションで、選択済の部屋に対してビル、棟、フロア、セクション別にオプションでこの情報を指定できます。
    並べ替え優先
    客室業務割当に対して部屋が選択されるベースとなる並べ替え順を、次に対して指定します。
    ポイント調整
    各ビル、棟、フロアに対して調整する必要のある部屋ポイントを指定できます。このフィールドに指定する値は、[部屋ポイント] フィールドの値に加算されます。この累積値は、[社員ポイント合計] を計算するために要素分解されます。この合計は、その後、作業可能として選択される社員の割当を配分するために使用されます。
    部屋調整
    各ビル、棟、フロアに対して調整する必要のある部屋数を指定できます。このフィールドに指定する値は、[部屋数合計] フィールドの値に加算されます。この累積値は、[社員部屋合計] を計算するために要素分解されます。この合計は、その後、作業可能な社員の割当を配分するために使用されます。
  5. [割当オプション] セクションで次の情報を指定します。
    ナイトメイクオプション
    客室業務に割り当てる部屋状況を指定します。[VIP 専用] を選択すると、システムが VIP の滞在中利用者を拾い出します。[ナイトメイク要求] を選択すると、システムはナイトメイクサービスを要求した滞在中利用者を含めます。
    部屋範囲
    次に対する値を指定します。
    • [下位の部屋]: 最も高い客室業務並べ替え順序を指定します。これが指定されていない場合、範囲内で最も低い部屋は最も低い客室業務並べ替え順序の部屋です。
    • [上位の部屋]: 最も低い客室業務並べ替え順序を指定します。この値が指定されていない場合、範囲内で最も高い部屋は最も高い客室業務並べ替え順序の部屋です。
    他のオプション
    [客室係当たりの部屋数] の値を指定します。1 名の客室業務社員に割り当てる必要のある部屋の最大数を指定します。
  6. [操作] をクリックしてから [自動割当] を選択して、ナイトメイク割当処理を開始します。