フォリオ優待構成をベースとする自動優待
プロパティパラメータ [CMSINTG] チェックボックスを選択すると、フォリオ優待構成機能をベースとする自動優待が有効になります。料金が EOD 中にシステムによりフォリオに転記されるか、事前転記されるか、ユーザにより手動で転記されると、フォリオで料金を優待するために使用する必要のある任意のフォリオ優待構成品目があるかどうかをシステムが特定します。パッケージの一部ではない料金に対してしか自動優待は発生しません。料金は、フォリオ 6 以外の任意のフォリオの個別料金として転記する必要がああります。
自動振替ルールとフォリオ優待構成ルールが転記済の処理に対して構成されていると、自動振替ルールが最初にシステムにより実行されます。自動振替ルールの宛先口座がフォリオ優待構成のある口座と同じ場合は、自動振替ルールの実行と共に、自動優待をシステムにより実行することもできます。宛先口座でのみ優待を実行する必要があります。
料金を優待する必要があるかどうかを特定するには、次の基準をシステムに使用させ、フォリオ優待構成テンプレートの処理コードと、優待する必要のある料金処理コードを照合します。「フォリオ優待の構成」を参照してください。
- 転記されている処理コードが [フォリオ優待構成] タブに含まれている処理コードと一致する場合
- 転記されている処理コードが [処理グループ] の一部で、この同じ処理コードが [フォリオ優待構成] タブにも含まれている場合
- 転記されている処理コードが [処理部門] の一部で、この同じ処理コードが [フォリオ優待構成] タブにも含まれている場合
- インストールパラメータ CMSPRTNR の値が PECHANGA に設定される場合、
- 認証コードの指定は任意です。
- アプリケーションは案内の優待タイプに基づいて優待部門をデフォルト設定します。
- 処理が転記されている転記日が、優待構成品目の開始日と終了日の範囲内です。
- 優待構成品目の状況は [有効] です。
- 優待構成品目が引換済ではありません。
- 優待構成品目が決済済ではありません。
- 同じ処理コードに対する複数の記録が現在の処理に対して適切である場合、記録が処理される順序は次のようになります。
- 案内 ID のある記録
- 料金に残っている残高がある場合はプレーヤー銀行の値のある記録
- 案内やバンク価値がない記録