輸出関連書類の構成と印刷
欧州連合 (EU) は複数国またはグループ国との間で特恵協定を締結しています。これらの国には、中央ヨーロッパ諸国、地中海沿岸諸国、メキシコ、南アフリカなどが含まれます。
特恵協定は関税の引き下げおよび特恵を補うものです。これにより、協定締結国への商品の輸入が免税または減税されます。
商品が国境を通過する際、商品の原産地を証明する必要があります。この証明は、EUR.1、EUR-MED、Form A、A.TR などの移動証明書で行います。
ドキュメント印刷に使用するデータは Infor LN などの ERP システムからインポートされます。たとえば、Shipment BOD
、CarrierRoute BOD
、Invoice BOD
を介してインポートされます。
貨物の [輸出状況] が [完了] で、貨物のインボイスが作成されると、移動証明書を印刷できます。「輸出関連書類の印刷準備」と「ワークフローと品目マスターデータの構成」を参照してください。