ASN 置換

発注先の ERP システムで貨物状況が [完了] に設定されると、発注先側での出荷処理が完了したことになります。貨物が完了したというメッセージが ERP システムによって [出荷管理] 機能エリアへ送信され、[出荷管理] 機能エリアは貨物情報を含む ASN を得意先に送信します。

注: 

[完了] 状況の名前は ERP システムによって異なります。

[完了] 状況が送信されると、直ちに貨物データは発注先の ERP システムで変更できなくなります。

ASN データでの変更を処理するには、発注先の ERP システムでなく [出荷管理] エリアで ASN を置き換えます。

注: 

ASN 置換は [マスターデータ] の [コード管理] ページで有効化します。Customers コードリストで [ASN キャンセルサポート] チェックボックスをオンにする必要があります。

ASN は [貨物] ページの [出荷] で置き換えることができます。

注: 

置き換えられるのは、貨物に含まれる [出荷済] 状況の出荷のみです。選択の中に他の状況の出荷があるとエラーメッセージが表示されます。キャンセルされた ASN は置き換えられません。ASN 置換はデータ変更の数だけ行うことができます。運送状やラベルの再印刷など、置き換えられた ASN にある出荷関連の出荷タスクはすべて実行可能です。