一意の伝送参照番号範囲を設定

一部の OEM では、発注先からのインボイスと出荷の伝送参照番号が同じ番号範囲内になければなりません。これは特に北米で必要になります。

この要件を満たすために、パートナー ID 参照を使用します。[パートナー ID 参照] フィールドには、複数の出荷先住所に対する一意の伝送参照番号範囲を提示するための別のパートナー ID への参照が表示されます。この機能は、[Invoice BOD] などの同じメッセージタイプに使用するか、または [Invoice BOD] と [Shipment BOD] のように異なるメッセージタイプに使用します。

複数の出荷先住所に対して一意の伝送参照番号範囲を設定するには、次の手順を実行します。

  1. [パートナー ID] ページで、複数の異なる受信者 ID を持つ 1 つの取引パートナーに対して 2 つのパートナー ID を作成します。1 つ目のパートナー ID は、パートナー ID 参照なしで指定します。2 つ目のパートナー ID は、1 つ目の参照 ID 設定への参照を含めて指定します。
  2. 詳細を設定するには、2 つ目のパートナー ID 設定の [ドリルダウン] ボタンをクリックします。
  3. [パートナー ID] ページの詳細ビューで [パートナー ID 参照] フィールドの [検索] ボタンをクリックします。
  4. リストで 1 つ目のパートナー ID を選択します。
  5. 変更内容を保存するには、[保存] をクリックします。
    これにより、2 つ目のパートナー ID の [伝送参照番号] フィールドが保護されます。2 つ目のパートナー ID 設定では、1 つ目のパートナー ID 設定の伝送参照番号が使用されます。同じパートナー ID 設定を選択すると、エラーメッセージが表示されます。メッセージ は、自分自身のパートナー ID と、選択されているパートナー ID を同じにできないことを示します。
  6. 異なる受信者 ID で 2 つのメッセージを送信すると、両方のメッセージで同じ伝送参照番号の範囲が表示されます。[メッセージ管理] ページで、両方のメッセージで同じ伝送参照番号範囲が使用されているのを確認できます。

    例: 1 つ目のメッセージの [ターゲットメッセージ] タブで、古い伝送参照番号が 00015 で新しい伝送参照番号が 00016 だとします。次に、2 つ目のメッセージの詳細ビューを確認します。[ターゲットメッセージ] タブで、古い伝送参照番号が 00016 で、新しい伝送参照番号が 00017 です。

    注: 

    両方のパートナー ID 設定で同じ通信レシーバーを使用する必要があります。オンプレミス通信クライアントへの接続は、[通信管理] > [オンプレミスパートナーマッピング] の [EXS データセット] で構成できます。データセット名は、送信オーダーを作成するために Exchange Services で使用される AS/2、OFTP/2、または FTP パラメーターのセットを参照します。