マスター貨物

FIAT Chrysler Automobiles や Ford などの一部の OEM (Original Equipment Manufacturers) は物流プロセスを使用します。このプロセスでは、配送ネットワークの統合センターを介して発注先と得意先の間で出荷がコーディネートされます。商品は発注先によってそれぞれの OEM サイトへ直送されるのではなく、まずフロースルーセンターへ送られてから、個別の OEM サイトへ配送されます。

取引パートナーとプールポイントが同じであれば、同一の得意先への複数貨物が 1 つのマスター貨物にまとめられます。これは ERP システムが提示する貨物情報に基づいて行われます。組み合わせは、マスター貨物の作成パラメーターに基づいて自動的に行われるか、または既存の貨物データに基づいて手動で行われます。

次に、貨物は統合ポイント (プールポイント) へ搬送されます。ここから最終目的地へ輸送されます。

この処理では、個別の運送状のほかに、マスター B/L が必要になります。このドキュメントには、マスター貨物に集約されているすべての貨物に関する情報が含まれます。