ジョブの定義

ジョブ、職位、従業員は階層を形成するもので、その最上位にあるのがジョブです。

ジョブは、従業員が従事する活動のタイプを表します (例: IT サポート)。各ジョブに対して職位を作成することができます (例: ヘルプデスクシニアアナリスト、ヘルプデスクジュニアアナリスト)。職位の割り当てを作成することで、従業員が職位に割り当てられます。従業員はジョブに割り当てられません。

ジョブを定義するには、給与などのデフォルト値を指定します。デフォルトで、これらの値はジョブの下にある職位に継承されます。同様に、職位に指定した値は、デフォルトですべての職位割り当てで継承されます。職位を作成するときに、この継承をオフにすることができます。デフォルトでは、職位割り当てでの継承はオフになります。

ツールバーアイコンを使用して、ジョブ定義の編集、非アクティブ化、削除、複製ができます。

  1. [ホーム] アイコンをクリックします。
  2. [モジュール設定と予算] > [構成] > [ジョブ定義] を選択します。
  3. [新規追加] をクリックして次の情報を指定します。
    エンティティ
    エンティティを選択します。
    注: 

    [ジョブ定義] ページで親エンティティを選択した場合、[新しいジョブの追加] ダイアログボックスで基本のエンティティを選択する必要があります。

    ジョブコード
    ジョブコードを指定します。
    名前
    オプションで、名前を入力します。
    説明
    必要に応じて、説明を入力します。
    注: 

    新しいジョブは、[ジョブ定義] ページで選択された構成セットとバージョンに対して作成されます。

  4. 次のいずれかの支払タイプを選択します。
    • 時給
    • 年俸
    • 月給
    • 給与テーブル定義

      このオプションを選択するのは、ジョブの支払額が職級/等級給与テーブルによって定められる場合です。このオプションを選択する場合は、給与テーブルを選択する必要があります。

  5. 基本給与勘定科目を選択します。
  6. [作成] をクリックします。
    [ジョブ定義] ページが表示されます。表示されるフィールドは、選択した支払タイプや、管理者によるアプリケーションの設定によって異なります。
  7. [デフォルト給与情報] セクションには、支払タイプに応じた情報を指定します。
    時給レート
    時給の場合は時給レートを入力します。
    年間時間
    時給の場合は年間の勤務時間を入力します。
    支払期間
    時給の場合は支払期間数を入力します。
    年俸
    年俸の場合は給与額を入力します。
    月給
    月給の場合は、給与を指定します。
    最大給与
    年俸、月給、および給与テーブルに従って支払う場合は、ジョブの最大給与を入力します。これはオプションです。
    給与テーブル
    給与テーブル支払の場合は、ジョブにリンクする給与テーブルを選択します。
    等級
    給与テーブル支払の場合は、給与等級を選択します。
    職級
    給与テーブル支払の場合は、給与職級を選択します。
    昇給ルール
    給与テーブル支払の場合は、昇給ルールを選択します。このルールに従って、従業員は同じ等級内の次の給与職級に昇給されるか、次の給与等級に自動的に昇給されます。
    フェージング方法
    すべての支払タイプで、フェージング方法に従って、ジョブに関連するコストを時間の経過によって配分する方法が決定されます。使用できるフェージング方法は、Workforce Budgeting の構成で定義されたものです。
  8. [デフォルトジョブ詳細] セクションで、次の情報を指定します。
    勤務地
    ジョブの拠点場所を入力します。
    基本給与勘定科目
    ジョブ定義の基本給与と関連付ける総勘定元帳を選択します。
  9. [アクション] ペインで、ジョブから作成される職位に適用できるデフォルトの補助給付とベネフィットを追加します。ジョブレベルやグローバルレベルのものもあり、これらは 2 つのグリッドに表示されます。
    注: 

    支払とベネフィットの値は [ジョブ] レベルで計算されませんが、職位レベルと職位割り当てレベルで計算されます。