Workforce Budgeting の構成

Workforce Budgeting 構成ウィザードを使用して、構成セットに Workforce Budgeting を構成します。

Workforce Budgeting 構成ウィザードでは、一部の項目にデフォルト値があります。構成を構成セットごとに手動で指定することも、構成セットの構成を別の構成セットにコピーすることもできます。すべてのデフォルト設定を受け入れる場合も [保存] をクリックする必要があります。

構成セットには組織を含める必要があります。

  1. [ホーム] アイコンをクリックします。
  2. [モジュール設定と予算] > [構成] > [Workforce Budgeting 構成] を選択します。
  3. 構成セットを選択します。
  4. オプションで、[既存からコピー] をクリックします。
    構成セットごとに手動で構成を指定するか、または構成セットをコピーし選択して、そこから構成をコピーすることもできます。
  5. [周期の設定] タブをクリックして次の情報を入力します。
    1 年あたりのデフォルト勤務時間
    職位の定義に設定するために使用される勤務時間数。職位割り当てのデフォルト値は変更できます。
    1 年あたりのデフォルト支払時間
    時給職位で使用する、1 年あたりのデフォルト支払期間数を指定します。職位割り当てのデフォルト値は変更できます。
    人員タイプ
    人員タイプとして [実績] または [有効] を選択します。実際の人員数は常に整数で、各期末に保存されます。期中に職位を開始する場合は、その期間に対して有効人員を比例計算し、小数点を含む値にすることができます。
    時給職位予算タイプ
    時給職位、時間、または FTE のデフォルトデータ入力タイプを指定します。
  6. [次元の定義] タブをクリックして次の情報を入力します。
    配賦次元の無効化/配賦次元の有効化
    配賦次元は、従業員コストまたは職位コストを配賦するために使用されます。このプロセスは、1 つの職位で行った業務を複数のプロジェクト、組織、資金などに請求する場合に必要です。
    配賦次元の選択
    選択された構成セットでセグメントまたは分析次元が有効化されている場合は、それらのセグメントが [次元の定義] タブに表示されます。配賦職位と従業員コストに使用する次元を選択します。配賦次元が有効化されていない場合は、セグメントまたは分析次元を選択できません。
  7. オプションで、[属性の作成] タブをクリックして、必要に応じて従業員、ジョブ、職位の動的属性を追加します。
    これらの属性は構成ウィザードを使用しなくても構成できます。

    また、非システム属性を構成したり、削除することもできます。

  8. オプションで、[フェージング] タブをクリックして、フェージング方法を追加します。
  9. [機能のアクティブ化] タブをクリックして次の情報を入力します。
    従業員ベースの予算
    従業員ベースの予算作成または職位ベースの予算作成を有効化します。従業員ベースの予算では、同じ職位で従事している従業員間の人員コストの差異を反映できます。
    注: 

    職位ベースの予算がアクティブ化されている場合は、従業員に関連する構成とデータ入力ページ ([従業員属性][従業員][従業員名簿]) が [モジュール設定と予算] メニューに表示されません。

    職級/等級給与テーブル
    職級と等級を有効にしても、すべての従業員または職位を職級と等級に割り当てる必要はありません。
    注: 

    職級/等級機能が無効になっている場合、[職級/等級給与テーブル][最上位職級レポート] など の給与テーブルに関連するページが [モジュール設定と予算] メニューに表示されません。

  10. [権限] タブをクリックします。
    コストとベネフィットの割り当て
    すべての Workforce Budgeting ユーザー、または管理者のみが、コストとベネフィットを割り当てることができるかどうかを指定します。
    職級/等級給与テーブルのアップグレード
    すべての Workforce Budgeting ユーザー、または管理者のみが、職級および等級給与テーブルをアップグレードできるかどうかを指定します。
    意思決定パッケージ職位
    未送信の意思決定パッケージ職位を Workforce Budgeting サブプランに表示するかどうかを指定します。
    注: 

    Budgeting and Planning モジュールがアクティブ化されておらず、意思決定パッケージ機能が無効になっている場合、[人員詳細] および [バージョン比較レポート] の意思決定パッケージ職位の選択オプションは使用できません。『意思決定パッケージを使用しての職位の作成』 セクションで説明されている関連機能も使用できません。

  11. [保存して閉じる] をクリックします。
    この手順は Workforce Budgeting をアクティブ化するために必要です。構成セットが構成されるまで、計算は実行されません。