QuantityXRate

QuantityXRate 計算タイプは、通常は、マイル数とマイルごとのレートが使用されているマイレージ払い戻しの計算に使用されます。

QuantityXRate アクションを作成するときは、数量とレートを指定する必要があります。

1 年間にわたって適用できる最大金額である年単位上限を指定できます。上限は暦年または会計年度に基づいて設定できます。

計算数式

QuantityXRate 計算タイプは、配分が使用されるかどうかによって、以下の数式を使用します。

配分を使用する場合:

Period value = Quantity x Rate x Phasing factor for this period x Proration factor for this period

配分を使用しない場合は、アクション開始日を含む期間に、比例配分なしで全額が取得されます。

Period value = Quantity x Rate

例 1: 配分ありの QuantityXRate 計算

この例は、次の設定での職位に対する QuantityXRate 計算を示します。

  • フェージング方法: 均等

    各期間のフェージング係数は 1/12 です。

  • 配分 = はい
  • 次の表は、このアクションの数量、レート、開始日、終了日を示しています。
    開始日 終了日 数量 レート
    2/8/17 6/15/17 1,200 $1

次の表は 2 月から 6 月までの各期間の計算値を示しています。

期間金額 結果
2 月 (1,200 x $1) x 1/12 x 21/28 $75
3 月 (1,200 x $1) x 1/12 x 31/31 $100
4 月 (1,200 x $1) x 1/12 x 30/30 $100
5 月 (1,200 x $1) x 1/12 x 31/31 $100
6 月 (1,200 x $1) x 1/12 x 15/30 $50

例 2: 配分なしの QuantityXRate の計算

この例は、次の設定での職位に対する QuantityXRate 計算を示します。

  • 配分 = いいえ
  • 次の表は、このアクションの数量、レート、開始日を示しています。
    開始日 数量 レート
    2/8/16 1,200 $1

次の表は、配分なしの QuantityXRate アクションの結果を示しています。

計算 結果
2 月 (1,200 x $1) $1,200