グループ仕訳のロールオーバー
ロールオーバーグループ仕訳の機能によって、グループ基準で選択されている連結レベルからすべての値と仕訳を転送することができます。連結レベルは、仕訳の使用でのみ変更できます。
転送時に、レベルがそれと同等のロールオーバーに切り替わります。たとえば、連結資本の連結レベルがロールオーバー連結資本になります。グループレベルで仕訳のロールオーバーを行う最初の年には、すべてのデータが連結資本からロールオーバー連結資本に転送されます。次の年には、連結資本のすべてのデータが引き続きロールオーバー連結資本に転送されます。さらに、ロールオーバー資本連結の既存のデータが次の年のロールオーバー連結資本にコピーされます。
次の表は、連結資本とロールオーバー連結資本の結果がどのように合計され、ロールオーバー連結資本の合計として表示されるのか、その例を示しています。
年度 連結レベル |
2019 連結資本 |
2020 ロールオーバー連結資本 |
2020 連結資本 |
2021 ロールオーバー連結資本 |
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資産 | -50,144,862.34 | -50,144,862.34 | 500,000.00 | -49,644,862.34 |
負債および資本 | -50,144,862.34 | -50,144,862.34 | 500,000.00 | -49,644,862.34 |
2019 年の資産の資本連結は -50,144,862.34 です。2020 年にこの値がロールオーバー連結資本に転送されます。そのため、ロールオーバー資本連結は -50,144,862.34 です。2020 年には 500,000.00 のさらなる資本連結があります。仕訳のロールオーバーによって、資本連結 500,000.00 が、既存のロールオーバー資本連結 -50,144,862.34 と共に 2021 年のロールオーバー連結資本に転送されます。