サブグループの有効化

サブグループ連結では、各サブグループに対してダミーエンティティを設定する必要があります。ダミーエンティティは、サブグループの結果を受け取ります。

サブグループを有効にするには、所有関係を正しく設定することが重要です。親エンティティは並列連結の場合のように他の親エンティティを所有または支配することはなく、サブグループを表すダミーエンティティを所有または支配します。サブグループの結果がダミーエンティティに転送されます。被所有ダミーエンティティの所有と支配の割合は、ダミーエンティティが並列連結の親エンティティである場合と同じです。

  1. 上位のグループの一部である各サブグループについて、ダミーエンティティを設定します。
    ダミーエンティティには、対応するグループと同じ方法で命名することをお勧めします。たとえば、グループ GR0004 のダミーエンティティは、GR0004_SG_DummyEntity とします。
  2. [パラメーター化] > [グループのパラメーター化] > [グループパラメーター] を選択し、コンテキストを選択します。
  3. 結果を所有の構造内の上位レベルグループに転送する必要がある場合は、[サブグループ連結の使用] 列でチェックボックスをオンにします。
  4. [サブグループエンティティ] 列で、各グループの関連するダミーエンティティを選択します。
    注: 

    連結財務結果が上位のグループグループに転送されていないため、最上位のグループをサブグループダミーエンティティに割り当てることはできません。

  5. [パラメーター化] > [グループのパラメーター化] > [所有管理] > [グループ所有] を選択し、コンテキストを選択して、[テーブル] タブで、[所有の計算] をクリックします。
    各グループの所有率を個別に計算します。
  6. [連結プロセス] > [連結の実行] を選択し、グループを含むコンテキストを選択します。
    注意: 
    グループごとに個別に連結を実行します。連結を実行するグループの順序が重要です。最上位のグループの最も低いレベルのグループで開始し、構造に従って上に移動する必要があります。
  7. [カテゴリ] フィールドで [連結] を選択します。
  8. [実行] 列で、サブグループのコピーおよびサブグループのトランザクションデータのコピーのプロセスなどの関連する連結プロセスを選択します。
    サブグループのコピーおよびサブグループのトランザクションデータのコピーによって、グループの結果が上位グループに属する割り当て済ダミーエンティティに転送されます。
  9. [実行] をクリックします。
    実行プロセスの進行状況や結果が表示され、必要に応じてクリップボードにコピーすることができます。