サブグループが有効化されている場合の所有の構造の例
この図は、サブグループが有効化されている場合の所有の構造の例を示しています。
親エンティティは、サブグループを表すダミーエンティティを所有または支配しています。この図は、次のエンティティ間の関係を示しています。
- RU0001 は RU0002 の 80%、GR0002 サブグループのダミーエンティティの 100%、GR0004 サブグループのダミーエンティティの 100%、および RU9999 の 100% を所有しています。
- RU0003 は RU0004 の 75% と GR0003 のサブグループのダミーエンティティの 55% を所有しています。
- RU0007 は RU0008 の 100% を所有しています。
- RU0005 は RU0006 の 100% を所有しています。
連結では、サブグループのコピーおよびサブグループのトランザクションデータのコピーのプロセスによって、グループの結果が上位のグループに属する割り当て済ダミーエンティティに転送されます。連結を実行するグループの順序が重要であるため、最上位のグループの最も低いレベルのグループで開始し、構造に従って上に移動する必要があります。図の例では、連結はこの順序で実行する必要があります。
- GR0004:結果は GR0004 サブグループダミーエンティティに転送されます。これは GR0001 に属しています。
- GR0003:結果は GR0003 サブグループダミーエンティティに転送されます。これは GR0002 に属しています。
- GR0002:結果は GR0002 サブグループダミーエンティティに転送されます。これは GR0001 に属しています。
- GR0001:ダミーエンティティ GR0002 と GR0004 のグループ結果が既に転送されているため、GR0001 の連結を実行できます。
注:
エンティティがグループまたはサブグループ構造内で 1 度だけ存在する場合に、サブグループが正しく動作します。たとえば、エンティティが 20% で GR0002 の一部であり、20% でグループ GR0001 の一部であり、GR0002 が GR0001 の一部である場合、プロセスは正しくデータを表示しないということです。グループデータをダミーエンティティに転送する際、グループエンティティはそのダミーエンティティに置き換えられ、グループのグループ会社はダミーエンティティの外部になります。GR0001 では、ダミーエンティティは 20% で表されます。GR0002 に属する 20% の部分は、元々はグループ次元で表され、現在は GR0001 の外部として表されるグループ会社のデータを表します。ダミーエンティティ値の一部は外部として表されるグループ GR0002 に由来し、別の部分はグループ GR0001 に由来します。