プロパティ - キャッシュフローグループ勘定科目

キャッシュフロー勘定科目のビジネスオブジェクトには、連結に重要なプロパティがいくつかあります。

次の表は、キャッシュフローグループ勘定科目のビジネスオブジェクトのプロパティを示しています。

プロパティ 説明
ID キャッシュフローグループ勘定科目の一意の識別子です。

必須プロパティです。

名前 言語固有の翻訳の指定がない場合に、デフォルト値として表示されるキャプションです。

必須プロパティです。

親 ID 親子関係のキャッシュフローグループ勘定科目の親です。
位置 構造内のキャッシュフローグループ勘定のシーケンスを表します。

キャッシュフローグループ勘定科目の順序は、勘定科目表内の各階層レベルごとに個別に定義されています。最初は最上位勘定科目で、そこから下位の勘定科目が続きます。

このプロパティは、ベースエレメントと親エレメントに関連しています。

加重 親へのロールアップを制御するために使用します。

通常、キャッシュフローグループの勘定科目表の勘定科目には 1 が設定されます。

方法 キャッシュフローグループ勘定科目を機能通貨からグループ通貨に換算する方法を説明します。

5 つの方法があります。少なくとも方法 1 を指定する必要があります。

各方法が通貨換算の異なる方法を説明します。これらの方法によって、異なる構成セット、バージョン、期間のキャッシュフローグループ勘定科目を異なるレートタイプで計算することができます。

それぞれの方法に選択できるレートタイプは次のとおりです。

  • F: 決算レート
  • A: 年度累計平均レート
  • WA: 加重平均レート

これらの方法は、時間の経過に伴い変化する、機能通貨からグループ通貨への換算方法や、US GAAP など複数の GAAP でのレポートでの必要条件にも対応します。US GAAP には IFRS 以外の変換が必要です。

書式文字列 たとえば、Self-Service またはカスタムレポートで数字の視覚化に使用する数値書式を示します。

デフォルトでは、#,##0.00 に設定されています。

数値書式を参照してください。

注: 

指定された形式は、Infor d/EPM ビジネスアプリケーションの標準レポートには影響しません。

他の言語への翻訳 複数の言語が使用されている場合、各キャッシュフローグループ勘定科目名を各言語に翻訳することができます。