書き戻しモード

書き戻しモードでは、INFOR.GET.VALUE 数式を含むセルのセル値をレポートで直接変更できます。

書き戻しモードを有効化すると、データセルに新しい値を直接指定できます。書き戻し操作または案分操作を実行するには、INFOR.GET.VALUE 数式を含むセルに新しい値を指定します。その値はデータベースに書き戻されます。

複数の書き戻し

セルの書き戻しを複数実行するには、連続する範囲を選択して、書き戻し値を指定します。Ctrl キー + Enter キーを押します。
注: 

書き戻しが有効な数式のみが値の書き戻しに使用できます。

案分

書き戻しコマンドを使用して、異なる配分方法を指定することもできます。データは、ベースエレメントのみに保管されているため、連結エレメントにデータを書き戻すことはできません。案分を使用すると、ベースエレメントに書き戻す値が連結エレメントにどのように影響するかを指定できます。セルを選択し、データベースの値を変更することができます。たとえば、特定の比率で前年の値を増加させることによって、年間の予測を作成することができます。

計算オプション

書き戻しの動作は、Microsoft Excel のツールバーで選択した計算オプションによって異なります。

大きなレポートの作業をする場合、または複数の変更を一度に行う場合は、手動計算オプションを選択することをお勧めします。

自動計算

自動計算を選択した場合、書き戻しがすぐに実行されます。

INFOR.GET.VALUE 数式が含まれるセルに新しい値を指定すると、その値が取得され、書き戻しがすぐに実行されます。値の数式がすべて再計算されます。

手動計算

手動計算を選択した場合のみ、レポートの再計算時に書き戻しコマンドが実行されます。レポートを再計算するには、書き戻しモードのユーザーインターフェイスで必要な再計算ボタンをクリックするか、Ctrl + Alt + Shift + F9 キーを押します。

手動計算は、即時書き戻しではない場合と同様です。たとえば、INFOR.GET.VALUE 数式を入力すると、レポートを計算するまで計算や書き戻しは実行されません。レポートを計算すると、すべての変更が Excel 計算エンジンによって定義された数式計算の順序で処理されます。