管理者向けグループポリシーオブジェクト
グループポリシーオブジェクト (GPO) は、ポリシー設定の仮想コレクションです。GPO は、指定されたユーザーグループのシステム動作を示します。たとえば、レジストリベースのポリシー、セキュリティオプション、ソフトウェアおよびメンテナンスオプションを定義します。
管理者は、次の目的で GPO を使用します。
目的 | 説明 |
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共有フォルダーの定義または無効化 | 管理者は、デフォルト共有フォルダーの場所を設定します。 この設定を有効にした場合、管理者は、ユーザーが Web アドインを Microsoft Office ドキュメントに挿入できる共有フォルダーの URL を設定できます。設定が構成されていない場合は、ユーザーはデフォルト共有フォルダーの場所を独自に設定できます。 |
Microsoft Office ストアのアドインの無効化 | 管理者は、ユーザーが Microsoft Office ストアから Web アドインを使用または挿入できないようにします。 この設定を有効にすると、ストアからアプリケーションがブロックされます。 |
Web アドインの無効化 | 管理者は、ユーザーが Web アドインを使用できないようにします。 この設定を有効にすると、Web アドインがブロックされ、[信頼できるカタログ] フォルダー内の他のポリシー設定が無視されます。 |
管理者は、ユーザーが承認されていないアドインを使用しないように、選択したユーザーの共有フォルダーと Office ストアを無効にすることができます。ただし、Web アドインが無効になっている場合は、一元展開プロビジョニングはできません。
テスト環境と実稼働環境を切り替えるには、「共有フォルダー」を使用します。