プロセスの例

ここでは、カスタムプロパティを追加してロードする一般的な手順を説明します。

分析 1 のビジネスオブジェクトに製品の詳細が含まれているとします。ステージングデータベースには、同じ製品詳細を含むテーブルがありますが、さらに単位あたりの数量、発注点、および製品が現行か廃止されているかどうかの詳細があります。

測定単位あたりの数量 (QPU)、発注点、分析 1 のカスタムプロパティとして廃止を追加する手順の概要は次のとおりです。

  1. Business Modeling で、分析 1 ビジネスオブジェクトを選択します。
  2. タイプが文字列であるカスタムプロパティ [QPU] および [Reorder _Level] を追加します。
  3. タイプがブールであるカスタムプロパティの [中止] を追加します。
  4. d/EPM Administration で、[ダッシュボード] > [データ統合] > [リレーショナルモデリング] を選択します。
  5. ターゲット接続として [dEPM 統合] を選択し、分析テーブルを選択します。
    [スキーマ] タブでは、列が 3 つのカスタムプロパティに対して追加されていることを確認します。各列は、先頭に CST_ が付けられたプロパティ名がヘッダーとして表示されます。
  6. [ロードクエリ] タブをクリックします。
    通常これには、ステージングデータベースからデータをロードするクエリがすでに含まれています。クエリを更新して、新しいプロパティが含まれるようにします。例を以下に示します。
    select
    ID as ID
    ,ParentID as ParentID
    ,ElementType as ElementType
    ,Weight as Weight
    ,Name as Name
    ,QPU as QPU
    ,ReorderLevel as Reorder_Level
    ,Discontinued as Discontinued
    from 
    Products
    
  7. ロードするデータをプレビューします。
  8. [ロード] をクリックして [データのロード] を選択します。
    この例では、統合データベースに列がすでに存在して、さらに保護されているため、列とデータのロードを行うためのオプションは適用できません。
  9. Business Modeling で、分析 1 のビジネスオブジェクトを更新します。
    たとえば、手動更新を実行するには、[インポート] をクリックして [ 追加/更新] オプションを選択します。
  10. モデルをパブリッシュします。
    カスタムプロパティは、カスタムレポートなどで使用できます。