期首残高データの入力
構成セットを開始するには、貸借対照表のすべての勘定科目に期首残高が入力されている必要があります。期首残高は、ソースシステムからインポートするか、期首残高を手動で入力することにより生成できます。
期首残高の計算は OLAP ルールに従って実行されます。したがって、期首残高の初期値が構成セット/バージョンの初年度にのみ存在する必要があります。たとえば、構成セット 1 の 2016 年度に対して期首残高の値をインポートできます。2017 年度の期首残高はルールによって計算されます。
[期首残高の入力] 機能を使用すると、構成セットの初年度の最初の期間に期首残高を入力できます。構成セットの初年度以降の各期間については、期首残高が前年の計上額の増減に合わせて自動的に調整されます。このプロセスは、残高を生成するために金額を手動で入力した場合も同じです。
以下に期首残高プロセスを簡易化して示します。
貸借対照表勘定科目 | 構成セット開始年度 1 | 構成セット開始年度 2 | 構成セット開始年度 3 |
---|---|---|---|
期首残高の入力 | 100,000 | 100,000 | 100,000 |
構成セット累計額の変動 | 1,000 | 3,000 | |
期首残高の小計 | 100,000 | 101,000 | 103,000 |
計上額の増減 | 1,000 | 2,000 | 1,000 |
YTD 期末残高 | 101,000 | 103,000 | 104,000 |