SLICEGET
SLICEGET はスライスの値を返します。SLICEGET 式を含むセルの値を変更すると、その値がデータベースに書き戻されます。
スライスを作成する際には、行オブジェクトと列オブジェクトが作成されます。スライスをレポート内にドラッグするか、列と行を個別にドラッグすると、ハイパーブロックが作成されます。スライスをレポートにドラッグすると、重なり合うハイパーブロックが作成されます。ハイパーブロックが重なり合う値セルには、スライスの値を返す SLICEGET 式が自動的に含まれます。
構文
=SLICEGET("slice_unique_name", "rows_tuple_name", "columns_tuple_name",["property_name"])
行と列のタプルは、行と列のハイパーブロックを含むセルのセル参照とすることができます。
使用できるオプションのプロパティは、サーバーによって異なります。
例
この例において、行ハイパーブロックはセル C5:D5 を占有し、列ハイパーブロックはセル D4:D5 を占有しています。セル D5 の次の数式は、スライスの値を返します。
=SLICEGET("slice__unique_name", C5,
D4)