MULTISELECTADD
この関数は、multiselect XML (MLS-XML) 定義にエレメントを追加します。
MULTISELECTADD は、通常、[パラメーターを設定] アクションのパラメーターとして使用されます。
構文
この関数には、有効な MLS-XML 定義と、定義に追加するエレメントごとにそのタイプと一意の名前を指定する引数ペアを指定する必要があります。
現在のところ、サポートされているエレメントタイプは [Member] のみです。
この関数の構文は次のとおりです。
=MULTISELECTADD("XML_multiselect","structure_selection_type","element_uniquename" {,"structure_selection_type","element_uniquename"})
MULTISELECTADD ではエレメントの一意の名前は検証されません。有効な一意の名前を指定する必要があります。
例
次の例は、Samples アプリケーションに基づいています。
Special Offers エレメントの一意の名前はレポート変数 rv_product に保持されています。
Winter Tires エレメントの一意の名前はセル C4 に保持されています。
次の MULTISELECTADD 関数は Winter Tires および Special Offers エレメントを MLS-XML 変数 rv_multi に追加します。
=MULTISELECTADD(reportvariables.rv_multi.text,"Member",ReportVariables.rv_product.text,"Member",C4)
MULTISELECTADD 関数をセル内に指定すると、そのセルは </MultiSelect>
と表示されます。セルの高さを拡大すれば、MLS-XML 定義の全体を表示できます。