結合範囲

[結合範囲] オプションを使用すると、複数の範囲のセルを含む 1 つの範囲が作成されます。たとえば、A1:D1,A3:D3 を結合すると A1:D3 になります。

この機能は、ある範囲がハイパーブロックで区切られていて、そのハイパーブロックに表示されるすべての値を更新する必要がある場合などに便利です。

ビューモードでは、ハイパーブロックにエレメントのリストが表示されます。ハイパーブロックは、リスト内のエレメント数に応じて拡張および収縮します。ただし通常は、デザインモードの場合、ハイパーブロックは単一の行または列のみでセルを占有します。このハイパーブロックで指定した数式とアクションは、ハイパーブロックのベースとなるリスト内のすべてのエレメントにコピーされます。このとき、あるエレメント上でアクションを実行しても、他のエレメントには影響しません。したがって、アクション内の [Web で更新] オプションを指定すると、アクションが実行されるエレメントのみが更新されます。これは、ハイパーブロックで表示されるすべてのエレメントを更新する必要がある場合には問題です。

これを解決するには、ハイパーブロックの上のセル範囲と下のセル範囲を指定します。次に、結合範囲オプションを使用して、これらの 2 つの範囲のすべてのセルを更新するように指定します。