テキストオブジェクトの挿入

スプレッドシートの複数の列と行を占めるテキストオブジェクトにテキストを挿入できます。テキストオブジェクトの枠線や背景色などのプロパティを設定できます。テキストオブジェクト内のテキストの書式を設定できます。数式を含めることができます。

テキストは、デザインモードでのみ編集できます。

  1. [挿入] > [オブジェクト] > [テキスト] を選択するか、グラフィックツールバーの [テキスト] をクリックします。
    カーソルがプラス記号 (+) に変わります。
  2. ワークシート内をクリックしてドラッグし、長方形のテキストオブジェクトを作成します。
    テキストオブジェクトのサイズは、端をドラッグして変更できます。
  3. 必要に応じてテキストオブジェクトの書式を設定します。
    右クリックして、[テキストオブジェクトの書式設定] を選択します。
  4. 必要に応じてテキストの書式を設定します。
    デザインモードでテキストオブジェクトをダブルクリックします。右クリックし、[色]、[フォント]、または [段落] オプションを選択します。または、[書式設定] ツールバーからオプションを使用します。
  5. 必要に応じて、数式を挿入します。
    デザインモードでテキストオブジェクトをダブルクリックします。数式を手動で指定するか、右クリックし、[数式を挿入] を選択して [ユーザー定義データ] ダイアログを表示します。
    数式を手動で指定する場合は、数式の直前に@記号を記述してから数式を中かっこで囲みます。例を以下に示します。
    @{ROC("BestPracticesOLAP","ANALYSIS","[CHANNEL].[All Channels]","[MEASURE].[Gross Margin]","[POS].[All Pos]","[PRODUCT].[All Tires]","[Period].[All Years]","[REGION].[All Regions]","[VALTYPE].[Variance]")}

テキストに数式を含めると、2 つ以上のセルが組み合わされているような印象を与えることができます。たとえば、数式から返される値がセルの幅より大きい場合でも列の幅を広げることは望ましくないことがあります。このようなケースでは、セル 2 つ分のサイズのテキストオブジェクトを挿入し、数式を挿入できます。[テキストオブジェクトの書式設定] ダイアログの [サイズと位置] タブで、レポート内の他のオブジェクトに対するテキストオブジェクトの動作を指定します。