データ範囲
データ範囲は、キューブの階層からエレメントを選択することで定義されます。または、階層ではなくタプルまたはセットを参照できます。
次元または階層でサーバーリストを作成する際に、データ範囲を定義できます。次の 3 つのデータ範囲があります。共通、フィルター、ソート。共通データ範囲を定義してから値フィルターまたはソートを定義した場合、定義はフィルターおよびソートのデータ範囲により継承されます。データ範囲のフィルターとソートは、必要に応じて、それぞれ個別に共通データエリアとは関係なく編集できます。
データ範囲を定義しない場合、キューブ内の階層のデフォルトエレメントが参照されています。レポートで使用されるローカルサーバーリストを編集している場合は、[
] をクリックします。各階層に使用できるレポートオブジェクトに対して、現在のレポートがスキャンされます。したがって、データ範囲は現在レポートで選択中のエレメントを参照しています。たとえば、この表は、Sample アプリケーションの Analysis キューブの [販売点] 次元で作成されたサーバーリストのデフォルトデータエリアを表示しています。
階層 | エレメント |
---|---|
チャネル | すべてのチャネル |
メジャー | 粗利益 |
製品 | All Tires |
期間 | 2016 |
地域 | すべての地域 |
値タイプ | 実績 |
特定の地域または異なる期間の値についてレポートするには、階層、タプルまたはセットから、異なるエレメントを選択します。これにより、データ範囲を再定義します。
あるデータ範囲をコピーし、別のデータ範囲に貼り付けることができます。
共通データ範囲は、動的属性、および動的属性に基づくキャプションを表示する際に使用されます。キューブの次元内で選択されたエレメントに従い、キャプションの値が変化します。