同じレポートへのリンクが複数含まれているリスト内のレポート間を移動

複数のレポートがあり、各レポートへのリンクが複数あるとします。これらのレポートに単一の選択リストからアクセスできるようにする必要があります。

わかりやすく説明するため、Foods と Drinks の 2 つのレポートを作成します。これらのレポートにアクセスできる単一の選択リストを含む 3 番目のレポートを作成します。選択リストには、複数のフードアイテムとドリンクアイテムが含まれています。フードアイテムを選択すると、Foods レポートが表示されます。ドリンクアイテムを選択すると、Drinks レポートが表示されます。

  1. Foods レポートと Drinks レポートを作成します。レポートカタログでレポートを右クリックして、[プロパティ] を選択します。一意の名前を Foods (フード) と Drinks (ドリンク) に変更します。
  2. FoodandDrink というカスタム階層を作成します。階層を右クリックして、[編集] を選択します。キャプションが Egg (卵)、Beans (豆)、Crumpets (クランペット)、Apples (リンゴ)、Orange (オレンジ)、Pineapple (パイナップル) のエレメントを作成します。
  3. [階層デザイナー] で、[名前とテキストのテーブルを表示] をクリックして、[名前とテキストのテーブル] を表示します。
    注: 

    階層内のエレメントをクリックすると、[名前とテキストのテーブル] 内の正しい [名前] 属性が自動的に強調表示されます。自動的に強調表示されない場合は、[階層の選択と、名前とテキストのテーブルとの同期化] をクリックします。

  4. 階層内の各フードアイテムをクリックして、[名前とテキストのテーブル] の [名前] 属性を Foods レポートの一意の名前に変更します。同様に、各ドリンクアイテムを Drinks レポートの一意の名前にリンクします。
  5. FoodandDrink カスタム階層にリンクされたコンボボックスが含まれるレポートを作成します。コンボボックスの一意の名前を書き留めます。
  6. レポートのセルに、数式 [=ComboBoxName.attribute] を入力します。すると、このセルに、Foods レポートまたは Drinks レポートの一意の名前が表示されます。どちらが表示されるかは、コンボボックス内で選択したアイテムによって決まります。
    注: 

    数式を入力したセルの参照を書き留めます。

  7. コンボボックスの [リストビューの設定] ダイアログを開きます。[全般] タブで、[選択が変更されたら、アクションを実行] をクリックし、参照ボタンをクリックして [アクションを定義] ダイアログボックスを開きます。
  8. タイプに [ジャンプ] を選択します。
  9. 条件に [=TRUE] を選択します。
  10. モードに [選択を変更] を選択します。
  11. ターゲットレポートの [] フィールドで、参照ボタンをクリックして [ターゲットレポート] ダイアログを開きます。[ターゲットオブジェクトを指定するためのセル参照か数式を入力] を選択します。数式 =ComboBoxName.attribute を入力したセルの参照 ("=A2" など) を入力します。[OK] をクリックします。
    ビューモードで、コンボボックス内のフードアイテムをクリックすると、Foods レポートが表示されます。ドリンクアイテムをクリックすると、Drinks レポートが表示されます。